ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

脱炭素の次は脱原子力

2021年05月21日 | Weblog
日本はすっかり自然エネルギー(再生可能エネルギー)利用に遅れてしまったので菅義偉内閣は原発再稼動、新原発の建設に熱心です。しかし間違いなく世界は脱原子力です。日本はエネルギー喪失の恐れが高いと思います。

再生可能エネルギー利用に遅れていることを反省し、今から真剣に再生可能エネルギー利用に取り組むべきです。

日本は再生可能エネルギー利用には向いていないかもしれません。太陽発電にも風力発電にも向いていないと言われています。しかしエネルギー資源不足は今に始まったことではありません。戦後の経済成長はサウジアラビアの豊富な石油を輸入できたからです。現在もエネルギー資源はほとんど外国に依存しています。

しかし再生可能エネルギーは外国もまだ生産不足です。外国はまずは自国の需要を満たすために一生懸命です。日本に輸出する余力がありません。したがって日本は日本なりに一生懸命再生可能エネルギーに取り組むしか方法がありません。戦後水力発電に必死に取り組んだのと同じです。自国でエネルギーを確保する努力をしながら外国エネルギー輸入にも力を入れました。この行動は今後も非常に重要です。

小規模水力発電、太陽電池屋根による発電、海岸や尾根の鞍部を利用した風力発電、地熱発電、潮汐発電など、日本として追及できる再生可能エネギーには一生懸命取り組むべきです。こうした努力をしながら外国から再生エネルギーを輸入すべく、外国の再生可能エネルギー施設建設に投資すべきです。

省エネルギーは甘い発想では日本では通用しないと思います。日本では付加価値を高めるという価値観でエネルギーを多用していると思います。このような価値観を捨て、省エネルギーを追求した方がいいと思います。東京オリンピックは省エネルギーにならないからやめる、カジノ建設はエネルギーの無駄使いだからやめる、リニア新幹線はエネルギー多消費だからやめる、観光立国は省エネルギーにならないからやめる、・・・など大胆な行動をとれないと根幹産業維持が困難になります。根幹産業が縮小すると人々の生活水準が低下します。

脱炭素の次は脱原子力と考え、発想を省エネルギー、再生可能エネルギー利用に切り替えることが必要です。政府も人々も生きるために現実を厳しく認識すべきです。

エネルギー多消費型の付加価値重視をやめると人生楽しくなくなるかというとそんなことはありません。エネルギーを使わない付加価値改善策はいくらでもあります。

たとえば私は自分の家・庭を美しくして、もって自分の町を美しくし、自分の町を楽しむという生き方を重視していますが、観光旅行重視とは違った庭づくり、町づくり重視の省エネルギー人生を楽しめます。


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