人々が大きな声で原発反対を叫ばないと原子力利用は続く

東京電力福島第一原発の1号機から4号機までの周辺を囲む、間口500ｍ、奥行き300ｍ、深さ30ｍの凍土壁が完成したそうです。
地下水の流出入は減ってきているそうですが、とまっていないようです。
側壁の遮水性が完全でないこと、底の遮水性がないことなどが原因ではないでしょうか。

 

建設費に345億円かかったそうです。
大能力の冷凍機を数十年動かし続けないといけないことになります。
冷凍機や凍土壁の維持は大変です。

 

完全に放射性物質の漏洩を防ぐことは至難のわざのようですが、何が何でもとめなければなりません。

 

原子力施設の事故処理が非常にむずかしく、永遠と言っていい時間を必要とすることがわかります。
事故処理コストが無限大になるだけでなく、処理に従事する労働者も、許容被曝量に限界がありますから、無限の多さの労働者を必要とすることになります。
放射線障害が出る人も増えます。

 

総合的にみて原子力利用は損得勘定が合わないと思います。
利用に執着しないことが損を最小にすることになります。

 

残念ながら日本政府、原発保有電力会社などは原子力利用に執着し、損を大きくしていると思います。
もっと人々が大きな声で原子力利用反対を叫ばないといけないと思います。
事故処理コストを負担するのは結局私達人々です。

 

大半の人が原発反対だそうですが、たとえば先の衆院選で人々は原発反対の思いを投票にぶつけたでしょうか。
原子力利用に執着している自民党が圧勝しました。
人々の原発反対の声が小さかった証拠です。

経済力、軍事力は世界一でもアメリカは社会が未熟

11月5日、テキサス州の小さな町サザーランドスプリングスにある教会で男が銃を発射し、少なくとも20人が死んだそうです。この町は人口1000人未満の小さな町だそうです。

アメリカでは本当によく銃による大量殺人がおこります。
銃を買いやすい社会だからです。
自動小銃のような戦争でしか使わない銃を個人が買えるので驚きです。
平和主義が一般化し、治安がよければ、個人が銃を買って身を守る必要はないと思うのですが、まだアメリカは殺人の不安がある未熟社会です。
また、国として歴史が浅く、無法時代の名残が残っており、銃による護身は個人の権利という認識が強いのでしょう。

 

その点、日本国内は平和主義が一般化し、銃不所持が普通になっています。
銃を持っていると危険人物と思われてしまいます。
国の歴史が長く、国内は成熟社会なのでしょう。

 

但し、世界における日本国はまだまだ未熟国です。
世界が未熟社会ということもありますが、平和主義を追求する勇気が欠けています。
戦後の平和主義は偽善だったようです。

真剣に農畜水産業再生計画を立てた方がいい

食材の値上がりが大きく、節約して栄養に偏りが出ている人が増えていないでしょうか。
医療費が大きくふくらみ、医療保険制度の運営がむずかしくなっています。
病人を増やし、医療費をふくらませているというのはよくない状態です。

 

栄養不足をサプリメントで補完することが流行っており、サプリメント業界が盛んですが、望ましいことではないと思います。
人々がお金を正しく使っていると思いません。
偏食を避け、普通の食事で栄養を十分とることにお金を使った方がいいと思います。

 

一人暮らし、夫婦共稼ぎなどの理由で外食をとる人が増えていますが、外食が栄養不足であることが問題です。
人間に出す料理かといいたくなるような貧相な外食が多いと思います。
サプリメント普及の原因になっています。

 

外食をとる人は、レストランを評価し、栄養が十分な料理を出すレストランによく行くようにするといいと思います。
インターネットでレストランの栄養面評価も広報するといいと思います。
高級料理店だけではなく、全国津々浦々、普通の外食産業情報を紹介するようになるといいと思います。

 

農畜水産業は産業の基本と考え直し、知識を集めて最構築することが必要です。
農畜水産業に従事する個人に頑張れと言っているだけでなく、国・地方・学者・経営者・技術者・資本家が集まって農畜水産業再生計画を立案することが必要です。

 

第三次産業に労働者が集まりすぎと思います。
過当競争になっていて労働生産性が低いと思います。
たいした労働対価をもらっていないのではないのではないでしょうか。

 

今後は会社経営知識を導入した農畜水産業の育成が大事と思います。
個人業では経営企画、研究開発、設備投資（機械化）、計画生産・販売が困難です。
近代化すれば、ほかの産業のような働きやすい職場に近づけると思います。

輸入が多くなっている食料については国内生産を計画し、労働者を食料生産に回すようにした方がいいと思います。

 

細胞培養、組織培養などの技術を食料生産に導入することはまだ抵抗があると思いますが、工業的生産が可能な可食生物は数多くあります。
可食生物の肥料や餌の経済性が問題ですが、肥料で可食生物を栽培する、肥料で微生物を増やし、その微生物を餌料にして可食生物を栽培するなどの技術は将来性が大きいと思います。

(注）いわしなどの低級魚を餌にして高級魚を養殖することは望ましいことではないと思います。低級魚をおいしく食べる工夫をした方がいいと思います。海洋環境の変化が大きいかもしれませんが、低級魚まで漁獲量が激減というのは大問題です。乱獲も原因ではないでしょうか。低級魚が高級魚のような値段で販売されています。

 

 

町の仕事

町の仕事については私は2009年に町の防災ボランティアとして活動を始めました。
家庭防災知識の普及から入りました。

 

2009年に消火栓を使った住民による消火を考えるべきと町内会長や町の有志が主張するので、地域の消防署と相談し、消防署が初期消火箱設置を支援するというので、2010年に住民に消火訓練を施す消火ボランティア組織を編制し、町の要所々々に初期消火箱を数年かけて設置しました。
組織による住民訓練は、訓練対象グループを変えながら毎月行っています。
毎月の訓練は放水はやりません。
放水訓練は年2回、町全体を訓練対象にして放水が安全な場所でやっています。
住民に対する指導はボランティアがやっています。
放水訓練のときは消防署に立ち会ってもらっています。

 

防災ボランティアになると町内会の防災倉庫の管理に協力することになりました。
倉庫の中にはいろいろな設備がありましたが、気になった設備にガソリンエンジン付き発電機1台と折りたたみ式リヤカー2台がありました。
これらは使われないで倉庫の奥の方にしまってありました。
リヤカーはタイヤが全部パンクしていました。
発電機は動くかどうかわかりませんでした。

 

リヤカーについては一人のボランティアがパンクを修理すると言ってくれたので任せました。

 

発電機は、あるとき公園ボランティアが、公園の太い枯れ木の切断に発電機を使いたいと言ってきたので使ってみました。
ちょっとエンジンをかけるのに苦労しましたが、何とかエンジンがかかり、交流100Vを出すことができました。
電動のこを使って木の切断ができるようになりました。

 

例のリヤカーは、ボランティアは空気を入れただけで、パンクの原因を掴んでいませんでした。
パンクした状態で相変わらず倉庫の奥に置いてありました。

もしタイヤのチューブが穴が開いていて本当にパンクなら修理が大変だなと思いながら、バルブの虫ゴムを調べると、ゴムが老化してぼろぼろになっていることがわかりました。
そこでまずは虫ゴムを交換して空気を入れてみました。
1時間ほど放置しましたが、空気が抜けません。
どうやらタイヤのチューブは穴が開いたり、亀裂が入ったりしていなかったようです。
簡単な修理なのに町の設備となるとなかなか修理しないものです。

町内会の役員は1年交代であり、町全体が高齢化しているため、役員も高齢者が多いので、とても町内会の設備の維持に手が回りません。

ボランティアが組織を編制して町内会に協力することが必要です。

 

高齢化した町ですので最近は近所の助け合い運動を進めています。
道路を挟んで向かい合った家からなるブロックを近所の助け合いの単位としています。
向こう三軒両隣をちょと拡大した15世帯ぐらいの単位です。

 

体の動く間はと思って今では町の仕事は何でも協力することにしています。
今では町のボランティアとして、いろいろな分野で仕事をしています。

町内会と関係しない安アパートの住民は気になる

私が所属する町内会にもいくつかの安アパートがあります。
どうしてこんなアパートをつくったのかと思うほど、狭小かつ水準が低すぎる住宅です。
町のことを考えない土地所有者がお金儲けだけでつくったのでしょう。
家賃が安くて助かる人がいるということだと思いますが、半分ぐらいが空き家になっています。

 

安アパートの住民は町内会に入らないことが多いと思います。
特に一人住まいの人は入りません。
防災訓練などは、町内会に入る入らない関係なく受けてほしいのですが、受けてくれません。
表札がありません。
郵便物など届くのでしょうか。
仮住まいということかもしれませんが、行政の広報などは町内会が全戸配布しています。
もうちょっと社会性を持ってくれるといいと思うことがよくあります。

 

安アパートの住民の一人（若い男性）が非常に大きな車を持っていて路駐したり、アパートの駐車場に入れても車の頭が歩行者の邪魔になるほど駐車場から歩道にはみ出したりして町の人々からクレームが出て町内会が警察に連絡して若い男性に注意してもらったことがあります。
しばらくして車がなくなりましたが、若い男性がまだ住んでいるのか、どこかに引っ越したのかわかりません。

 

座間市のアパートでおこったような恐ろしい事件はおこっていませんが、町内会と関係しない安アパートの住民は何となく気になります。