じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

世界経済荒れ模様

2019-06-04 16:16:02 | Weblog
★ 「アメリカファースト」は、今や「トランプファースト」。大統領選を前にして、保守層へのアピールかトランプ大統領が暴走気味だ。

★ メキシコへの関税強化を発表以来、世界経済の不安定化を嫌ってか、円高が急激に進み、107円台に突入。国債もマイナス1.1%になっている。

★ 最近下降気味だった金相場も一気に5000円台を回復。金相場が上昇するのは乱世の兆し。昔は有事のドル買いと言ったけれど、最近はどうなのだろうか。

★ 金解禁して世界恐慌に巻き込まれた苦い歴史もある。景気低迷期に消費税増税。消費マインドの冷え込みは必至だ。かといって、これ以上増税を先延ばしすると財政再建が厳しくなる。進むも地獄、退くも地獄。

★ 庶民は自己防衛しか手がない。そうするとまた消費が落ち込む。悪循環だね。オリンピック後の反動が恐ろしい。景気浮揚を当てにした軍事衝突(戦争)はもっと悲惨だけれど。
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2000万円の貯蓄

2019-06-04 11:10:56 | Weblog
★ 金融庁・金融審議会の報告書の報道を読んだ。95歳まで生きるには2000万円、85歳まで生きるなら1300万円の貯えが必要とのこと。そのためには年金だけでは足りないので投資をしなさというもの。

★ 証券銀行のパンフレットのような内容だ。保険会社もPRに利用するだろうね。

★ 試算の基礎は単純で、年金収入が21万円なのに、必要な支出が26万円。月5万円不足しますよとのこと。そもそもこの数字を疑ってみなければならないが、今はこれを信じるとして、65歳までに2000万円の資産形成ができる人は幸せだ。

★ 大手企業や公務員ならば退職金で確保できそうだが、退職金があてにできない非正規雇用ではまず難しい。25歳から65歳まで40年間で形成するとして、年50万円、月4万円余りの貯蓄が必要だ。税金、年金、健康保険を支払った上にこの貯蓄は厳しい。まぁ報告書はこのような人は考慮していないのだろう。公的援助に頼る人はそれなりに生きて早く死んでと思ってるのでは。

★ 財政に限界があるのは確かだ。長年の政府のバラマキ失政があったとはいえ、超高齢化現象は現実だ。効率の良い社会保障を実現しなければ、財政は破綻してしまう。発想を転換し、65歳以上に一人当たり月13万円のベーシックインカムを確保し(そうすると夫婦で月26万になり収支の差がなくなる)、その財源を消費税で賄うと割り切れるのも一策だろうが、そうした社会主義的な政策を嫌う人も多そうだ。

★ 意見は自分がどの社会階層に属するのかによって分かれそうだ。結局は損得勘定。

★ 安心できる老後には課題が多そうだ。
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