じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

特殊詐欺対応の警察官が詐欺

2019-06-15 20:31:01 | Weblog
★ どの業界にも問題を起こす人はいるけれど、警察官が職務上知った特殊詐欺情報をもとに、自ら詐欺をはたらくとは、何と言ってよいやら。

★ 京都府警山科署勤務の地域課巡査長が自らの先物取引の損失を補填するために、高齢者から1000万円余りを騙し取ったという。

★ こういう手口って、どうすれば防げるのか。なりすましじゃなくて、本物の警察官だからね。

★ 警察官も信用できないということだね。他の真面目な警察官にとってこれほど迷惑なことはない。信用の失墜を取り戻してほしいものだ。
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松本清張「山」

2019-06-15 17:51:11 | Weblog
★ 松本清張「山」(宮部みゆき責任編集「松本清張傑作短篇コレクション中」【文春文庫】)を読んだ。

★ 人が死んで、それをめぐっていろいろな人が右往左往するというのはサスペンスの定石。マンネリなこの設定をいかに読ませるか、そこが作家の腕の見せ所。

★ ある男が会社のカネを横領し出奔した。その逃避行で立ち寄った寂れた温泉宿。先のことを考えながらも、宿の女中といい仲に。女中とは数日のお遊びだったが、そこである死体を発見する、二人は秘密を抱えたまま東京での新たな暮らしを始めることに。

★ ここまでは前ぶり。ここからが本筋なのだろうが、なぜか主人公が顔を出さない。第三者の視線で物語が進んでいく。これが異色なところだ。

★ 最後はお決まりのことながら。
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イラン情勢

2019-06-15 12:22:25 | Weblog
★ 緊迫するアメリカとイランの対立。その背景に何があるのか、ちょっと調べてみた。

★ そもそもはサウジとイランの対立があるようだ。その対立、ルーツをたどれば世界史的な問題になるので、ごく最近のことだけに目を向ければ、中東地域で勢力を伸ばしてきたイランがサウジには気にいらないようだ。

★ サウジは原油価格の下落を受け、原油に依存しない新たな国づくり改革を進めているという。テロ活動に関与したとしてシーア派(イラン)の宗教的指導者をサウジが処刑。これに抗議する群衆がイランの首都テヘランのサウジ大使館に乱入、破壊活動をした。この結果、両国は国交を断絶した。(2016年)

★ 要はアラブ地域における大国の覇権争いだが、それに宗派対立、石油利権、中露とアメリカの覇権争いが絡んでくる。

★ 日本政府はアメリカのメッセンジャーぐらいの働きしかできそうにないが、あの地域で紛争が起これば石油が途絶える。またオイルショックになるかも知れない。この不安感から買いだめに走ると実際にモノ不足になってしまう。まさにトマスの公理、予言の自己成就だ。

★ (タンカーへの攻撃については、アメリカが言うようにイランが関与しているのか、イランの中の過激組織が関与しているのか、それともイラン以外の国が演出したのか、あるいはどこかの国の諜報機関が関与しているのか、これは素人にはわからない。本格的な破壊活動ではなく警告あるいは挑発であることは確かであろう)
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