じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

映画「ミッション:インポッシブル フォールアウト」

2019-06-12 23:33:29 | Weblog
★ 映画「ミッション:インポッシブル フォールアウト」(2018年)を観た。

★ 「トップガン」のトム・クルーズを知っているだけに、さすがに老けたなぁと思う。しかし、映画の方は息つく暇もないアクションの連続だった。

★ 巧みなカット割りや合成もあるのだろうけれど、どうやって撮ったのだろうと思えるシーンがいくつもあった。

★ スカイダイビング、車、ヘリコプター、とにかくトム・クルーズは走り続けていた。50歳を超えて、この体力はすごいなぁ。
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「消された」報告書

2019-06-12 16:08:18 | Weblog
★ 参議院選への影響を考え、「老後2000万円」問題の火消しに追われる政府与党。麻生大臣は報告書を受け取らないとし、自民党は報告書は「もうない」としてやり過ごすようだ。

★ 一方の野党は「消された」報告書として批判を強めている。

★ 「消された」報告書というのは、かつて自民党が大敗した「消えた」年金問題を思い起こさせる。

★ 報告書は試算を出したもので、貯蓄から投資にカネを動かしたい人々が先走ったものだろうが、政府与党がなかったことにしようとしているところの印象が悪い。「不都合な真実」の隠蔽にうつる。
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「機能」から「意味」へ

2019-06-12 15:07:22 | Weblog
★ 大澤真幸著「社会学史」(講談社現代新書)、パーソンズの「機能」の社会学の説明が終わり、1960年代以降のもう一つの潮流、「意味」の社会学の説明まで読み進めた。

★ なかなか難しい。マクロの社会システム論、ミクロの「意味」の社会学と言ったところか。

★ パーソンズとシュッツの書簡を紹介するところで、パーソンズの「こんな細かい会話の分析をして・・・、ただの趣味でしょ」(472頁)というところで思わず笑ってしまった。細かい会話の分析とは「エスノメソドロジー」のこと。教育方法学でも教員と生徒の発話を分析する研究がある。あの種のものかな。授業と言った型にはまったものではなく、カウンセリングに近いかな。

★ バーガーとルックスマンの説明で「外在化、客体化、内在化」という構図が面白かった。「神」というのもこのプロセスで説明できるかな。

★ まとめでは大澤さんが「機能」と「意味」の統合に苦心されているが、難しい説明に感じた。相対性理論と量子力学を結び付け統一理論をつくるようなものだろうか。ニュートン力学さえ十分に理解していない者にはなかなか難解だ。

★ さて、484頁まで来た。あとおよそ150頁。
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「こころ」は見えるか

2019-06-12 02:51:44 | Weblog
★ 鷲田清一著「わかりやすいはわかりにく?」(ちくま新書)、第2章は「こころは見える? ふるまいについて」。

★ 「こころを見たことがあるか」「こころはどこにあるか」と著者は問いかける。

★ 私は何となく、あるいは当然のものとして「こころ」を捉えているが、よくよく考えてみると「こころ」とは何だろうか。

★ 唯物論で言えば、何らかの刺激に対して神経線維間に化学的な伝達物質が放射されたり、電気信号が流れること。仏教的に言えば五蘊(色・受・想・行・識)といったあたりだろうか。行動主義の心理学では「行動」こそが「こころ」か。

★ 「こころ」=「いのち」とも言えなくはないが、下等な生命体にも「こころ」はあるのだろうか。あるいは死者や無生物にも「こころ」はあるのだろうか。天台仏法では草木成仏を説くという。

★ 要は「こころ」の定義次第なのだろうが、近くにありすぎて見えないものかも知れない。

★ 揺さぶりをかけてくるところがこの本の魅力だ。考えさせられる。つまり「哲学」へいざなわれる。
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