じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

映画「ダラスの熱い日」

2019-06-19 15:17:56 | Weblog
★ 小説「ゴールデンスランバー」の中でケネディ暗殺について語る場面が出てきた。

★ 「おまえ、オズワルドにされるぞ」と森田森吾は青柳雅春に警告する。オズワルドはケネディ暗殺犯として起訴された男だ。彼は自分は潔白だ、でっち上げだと主張していたが、ジャック・ルビーという男に射殺される。テレビ中継中の公然とした犯罪だった。

★ ということで、映画「ダラスの熱い日」(1973年)を観た。ケネディ暗殺は彼を快く思わない富豪や元軍人たちの陰謀だったという仮説に基づいてつくられた映画だ。

★ 当時のニュース映像とドラマを組み合わせドキュメンタリータッチで描かれていた。フィクションだというがオズワルド単独説よりかは説得力がある。

★ 犯行グループのあるメンバーの言葉。有色人種や貧しい白人を淘汰することによって地球の人口を抑制しようというもの。ナチスの優性思想と同じではないか。プロテスタントの予定説に従うなら、勝者こそが神に選ばれしものということか。実に都合の良い解釈だ。

★ エンドロールでケネディ殺害の実行犯と思しき人々のその多くが不審死を遂げたと記されていた。FBIかCIAかあるいは未知の組織かわからないが、より大きな組織が動いているようだ。所詮かれら実行犯も使い捨てだったのだ。
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映画「ゴールデンスランバー」(韓国版)

2019-06-19 09:41:13 | Weblog
★ 原作に引き続き、韓国映画「ゴールデンスランバー」(2018年)を観た。

★ 原作に従ってはいるがアクションが中心の感じがする。話は大統領候補が暗殺されたことから始まる。かつてアイドルを暴漢から救い、国民的英雄となった宅配ドライバーが実行犯の濡れ衣を着せられる。

★ 事件の背景には大きな陰謀が・・・。

★ 原作よりも「敵」の姿が具体的に描かれていた。
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伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」

2019-06-19 03:57:50 | Weblog
★ 伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」(新潮文庫)を読んだ。

★ 仙台に凱旋した首相が何者かに爆殺された。犯人はかつてアイドルを暴漢から救い一躍「時の人」となった元宅配便の運転手。しかし、それは何者かによる陰謀だった。

★ 無実の証明は悪魔の証明とも言われる。多分、国家レベルの陰謀。捏造された証拠がそろっている。それにマスコミは彼が犯人だとして煽る。陰謀など気づきもしない人々はそれを鵜呑みにする。

★ 彼は逃げる。とにかく生き延びるために逃げる。意外と多くの人々が彼を助ける。果たしてかれは逃げ延びることができるのか。無実を証明できるのか。生き延びることができるのか。

★ 現実の逃亡劇と学生時代の友人関係がうまくリンクしている。かつての彼女の4歳の娘がいい味を出している。
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