じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

Nスペ「天安門事件」

2019-06-14 23:20:49 | Weblog
★ NHKスペシャル「天安門事件 運命を決めた50日」を観た。

★ 1989年6月4日、戒厳令下、人民解放軍が天安門広場に突入し、学生や市民を鎮圧までの50日間を追っていた。どういう経緯で事件が起こったのか、よくわかった。

★ 経済的には大きく発展しつつあった中国。改革派の胡耀邦が急死すると、その追悼に学生たちが天安門に集まってきた。やがて彼らの主張は言論の自由など民主化を求める運動に発展していく。

★ 当時、政権は最高実力者・鄧小平のもと、改革派の趙紫陽と保守派の李鵬が対立。

★ 人民日報が学生運動を「動乱」と断じるに及んで、学生の主張が過激化。「共産党打倒」の声も出てくる。鄧小平は戒厳令を断行。軍の投入による鎮圧を決意する。趙紫陽は失脚する。

★ 番組では鄧小平陰謀説をとっていた。

★ 番組で取り上げられたのは事件のほんの一端であろうが、面白かった。
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フローズンウォッチフルネス

2019-06-14 17:45:22 | Weblog
★ 夾竹桃ジンさんのコミック「ちいさいひと」(小学館)、エピソード2は子どもへの暴力がテーマ。

★ 3歳と2歳の幼児が目撃される。3歳の子には暴行の跡があった。大人が目を離したすきに二人は姿を消す。また暴行に合うかもしれない。児童保護司たちは児童委員や警察とともに捜索を始める。

★ この作品で見られたのは複雑な家族構成だ。3歳の子の母親(21歳)はかつて夫のDVに苦しみ、子どもにも暴行が加えられていたため、子どもを守るためにと離婚する。次に出会ったのが今の夫(24歳)。彼もバツイチで子どもを抱えていた。最初は子どもに優しかった夫だが、子どもがなつかないことにいら立ち暴力を振るうようになった。本人は躾と言い張るが、そのレベルを超えている。遂には妻(母親)にも暴行を強要する。かつてDVに苦しんだ彼女はそれに逆らえない。

★ 何とも悲惨な状況だ。未熟な親の姿が浮かぶ。

★ ただこの夫、人の目は気にするようだ。家族を孤立させないこと、多くの人のまなざしの中で子どもを育てること。そうすれば少しは虐待が防げるかも知れない。

★ 「凍りついた瞳(フローズンウォッチフルネス)」というのはショッキングな単語だ。虐待を受けたために感情を放棄し、悲しみと絶望で凍りついた瞳だという。
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映画「ガス燈」

2019-06-14 16:48:18 | Weblog
★ 映画「ガス燈」(1944年)を観た。霧に煙るロンドンが舞台。

★ 著名なオペラ歌手が殺された。彼女の姪は事件を忘れるためにイタリアへ。そこである男と出会い結婚、ロンドンのかつての叔母の家に住む。

★ 時がたつとあれほど優しかった夫が豹変する。妻はじわりじわりと精神的に追い詰められていく。このいじめ方が陰湿だ。夫にはある目的があったのだ。

★ ラストの数分間、妻の反撃にホッとする。

★ イングリッド・バーグマンの美しさが光る。
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日本籍タンカー被弾

2019-06-14 13:21:53 | Weblog
★ 安倍総理のイラン訪問。「アメリカとイランの橋渡し、アメリカの意を酌み仲介役を買って出たのか。よく働く総理大臣だな」と思っていたら、日本国籍のタンカーが砲撃される始末。

★ イランは関与を否定しているけれど、アメリカはイランの関与をかなり疑っている。

★ さて困ったのは安倍総理。「ガキの使いじゃあるまいし。俺のメンツはどうしてくれんだ」と言いたいんじゃないかと慮る。それにしてもこの時期の訪イランにどんな意味があったのか。まさか、選挙前の得点稼ぎ。それだと結果的には残念な結果に。

★ 大統領選を前に功を焦るトランプ政権。メキシコと和議を結んで次はイラン征伐に向かうのか。

★ G20は荒れそうだ。 
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