じゅんむし日記

心は急いでいる。それなのに、何も思い通りの形にはなっていかない。がまんがまん。とにかく、今できることから始めよう。

「くるいきちがい考」なだいなだ

2014-09-24 | 
またまた昔読んだ本を読み返しています。
なんとなく、その時の気分で本棚から本を取り出します(^-^)



1986年5月初版です。

正常でないものが異常。
異常でないものが正常。
そして、正常と異常の間の線引きがない。(どこからどこまで、がはっきりしていない)

異常と感じさせるものが人間には備わっていて、
それが正常という観念を生んでいる。
(常識と呼ばれるものが、そう判断させている)

では、世の中がクルッテイルとは?
クルッテイル人を分類するのは周りの人?


自分と周り、
自分と社会、
物事の見方というものを考えさせてくれる本でした。

いかに自分は”独りよがり”か…ってこととかもね(~_~;)

編集者のF君と精神科医の対話形式になっているので、やさしいです。
論文形式だと、小難しく、ややこしく、こんがらがってしまいそうなことも、頭の中に入って来やすくなっています。

今度は…
「権威と権力(なだいなだ)」を読んでみようっと(^-^)
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