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松本人志氏の件を和解とか言っている人は若い。ケツが青い。

2024年11月09日 23時59分59秒 | ニュース
突然の裁判終結で驚きました。
どういった経緯や内容でそのようになったのか注目しましたが、フタを開けてみれば、やはり「さもありなん」な内容で、妙な納得感がありました。

これまでにも記事で書いていますが、この件が明らかになる1年ぐらい前にあるところから似た内容の噂話を聞いていて、冗談半分に受け取っていたのですが、具体的に固有名詞があげられていた某有名人は、すでにその頃日本の芸能界では仕事をしておらず、そのことからしてもそれなりの話の信憑性があるのかな?とは思っていましたが、今回の文春の記事が出て読んでみると一致する点が多々ありほぼほぼ事実なのではないかと判断できました。

これに対して、松本人志氏は事実無根なので(裁判で)闘う旨をX(旧Twitter)でポストし、文春側を相手取り、5億5千万円の損害賠償を求める裁判をおこしたわけですが、にもかかわらず人気漫才コンビの一員、芸能人として、人気商売に携わり身を立てている社会人として、記者会見をまったくの行わなかった松本氏。本当にやましいことがないのであれば、正々堂々と公に記者会見を行うことができたはずなのに、それをしなかったということは、やはり、やましいことはあったのだろう、と思っていました。
今考えても、なかなか難しい立場に立たされていたのでしょう。

しかし、そもそもそれよりおそらく難しい立場に立たされていたのは記事に出ていた被害女性のほうであり、警察に被害届を出さずに事件化しなかったこと自体、被害に遭ったことで同時に何か大きな事情があったことは想像に難くなく、文春に被害を報じてもらうことで被害に遭った感情をたとえその一部の少しだけでも押しとどめることができれば、という想いだったのではないでしょうか。
実際、今回の裁判の終結も松本氏側の謝罪を受け入れる方向で、しぶしぶだったのでしょうが裁判を終わらせることにされたのでしょう。
しかしながら、公表された松本氏側の文章には納得できなかった。このあたりは冒頭にリンクしたニュース記事にあるとおりです。

ということで、裁判は終わったかもしれませんが、被害自体とその被害に遭った女性の存在は消えませんし、その感情はどちらにしても今後残り続けます。松本氏は本来そこに配慮をしなければならなかったはずですが、早速と言っていいほどに、その公表した文章で配慮を欠いてしまい、それどこか内容全体も非常に微妙な文章で、おそらく松本氏の信者かファン程度にしか受け入れられないレベルのものでした。
「会合」って、何なのか?会合であればそれに伴うはずの「議題」は何だったのか?合わせてツッコミたい衝動に駆られました。ちっとも笑えない、おもしろくない。
そのようなレベルの低さもあり、そもそも元々被害者側に配慮をしなければならない立場であったにもかかわらず、すでに今後復帰していく中でもその配慮がなされるのかどうかさえ疑わしい状態になったしまったわけです。

またマスコミも今回「性的行為強要」という言葉をやたら多用しますが、性的行為を強要するのであれば、そこに同意は存在しておらず、不同意なのであれば、すなわち「性加害」なはずです。マスコミがこの「性加害」という言葉を頑なに使わないことは、おそらく今後復帰を目指す松本氏への配慮と言えるでしょうし、被害者女性に対する配慮はまったくなされていない点でも非常に問題です。言い換えれば今後マスコミは松本氏の加害を被害者女性に対して再びもたらすようなことをして二次的被害を生む可能性すらあります。
同時に、やたらと松本氏側に好意的なタレント、コメンテーターや専門家が、「実質、和解」などどこちらも多用し強弁していますが、テレビなどで「性加害」のあらゆる誤解や風評を避けるのであれば、今回「和解」という言葉は使ってはならず、使う人がいるのであれば、それは世の中に対して、相当な悪意を持っている人と言わざるを得ないです。いわゆる通常に言われるところの和解とはほど遠い。これは単なる合意でしかありません。
そこでキリをつけた被害者女性の非常に重い決断とそれでも前に進みたいとする切なる想いに、非常に微力ながらも寄り添える人間でありたい、応援する側の人間でありたいと思います。

関連リンク。========


 


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