折にふれて

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音楽とともに、折にふれてあれこれ。

奥琵琶湖、ゆったりと流れる季節

2018-05-03 | 近江憧憬

時の流れは一様ではない。

もちろん感覚の上での話であるが、特に春から初夏にかけてのこの時期にはそれを強く感じる。

春の訪れとともに草木がいっせいに芽吹き、そして次々と花が咲き始める。

自然の光景や色彩がめまぐるしく移り変わるそんな様が

「季節の流れが加速している」と感じさせるのかも知れない。

だから、油断しているとあっという間に季節が通り過ぎていってしまう。

 

しかし...。

 

4月後半の奥琵琶湖湖畔。

桜の季節などとうに過ぎ去ったはずなのに...。


Sony α99  Planar 50㎜(f/5.6,1/640sec,ISO100) 

 

初夏を思わせる陽気の中、人知れず八重桜が咲き誇っていた。

ほとんど訪れる人もいない奥琵琶湖は季節の加速などどこ吹く風。

穏やかな風景をひとり占めして、ゆったりと流れる季節を楽しませてもらった。


 

なんとなくの選曲。

「ニュー・キッド・イン・タウン」 イーグルス


Eagles - New Kid In Town 

1970年代の初め、カントリー色の強いバンドとしてスタートしたイーグルス。

その彼らが次第にロック色を強め、一気に世界的なスターダムに昇りつめたのは、

この曲が収められたアルバム「ホテル・カリフォルニア」によってだったと思う。

A面一曲目の鮮烈な「ホテル・カリフォルニア」に続く曲がこの「ニュー・キッド・イン・タウン」で

どこか昔のイーグルスを思い出させてくれるような、

ホッとした気分にさせてくれたことを40年以上たった今でもよく覚えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

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