はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

大阪城「春の陣」へ出陣(後編)

2019-04-11 19:19:19 | 大阪のまちをぶらり
春の大阪城へ攻め込んだものの、桜のあっぱれさについつい見とれてしまいました。
ところで、お城といえば桜なんですが、戦国時代のお城にはどうやら桜は無かったようです。木が植えられたとしても松か椎だったようです。
今、盛んに咲いているソメイヨシノは江戸時代末期につくられた品種なので、仮にあったとしてもヤマザクラだったのでしょう。
お城に盛んに桜が植えられるようになったのは明治以降のことのようです。そのおかげで、今の私たちはお城の桜を楽しめるようになりました。

天守閣も枝垂れ桜の引き立て役です。



これは蛸石といって大阪城でも一番大きな石垣と言われていますが、今回の主役はあくまで桜です。



その名もズバリ桜門から退散することにしました。



空堀の緑と外の桜が綺麗でした、



空堀と桜をアップで。



西の丸の桜も見事です。



枝垂れ桜とソメイヨシノと白い櫓の共演です。



ソメイヨシノが優勢の中で枝垂れ桜も孤軍奮闘です。



西の丸へも攻め入りたかったのですが、あまりの人の多さに怯んでしまいました。



多聞櫓の大門を一歩出れば、大手口枡形が待ち構えています。ここでも見事な桜が待ち構えていました。



大手口枡形の巨石も立派です。



大門の内も外も桜です。



石垣をバックに桜が輝きます。



大阪城に勢いよく攻め込んだものの、あまりの桜の攻勢にたじたじとなった大阪城「春の陣」でした。


<完>

※訪問日 2019.4.7