はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

霧の室堂を散策

2021-09-02 17:55:55 | 山歩き
交通機関を乗り継いで、室堂に到着したのは12時50分です。
室堂ターミナルで、立ち食い蕎麦(味は濃いですが美味しいです)を食べて、行動開始です。
この日は、室堂を散策して宿泊地のみくりが池温泉に向かうだけです。みくりが池温泉までは、約15分です。


外に出ると立山連峰はじめ周辺の山々は雲の中でした。上空には青空が見えて、雨が降っていないだけでもラッキーとしましょう。




室堂周辺は、初夏にはチングルマの群生が素晴らしいのですが、この時期はすっかり綿毛になっていました。




イワイチョウが黄色く色づいて来て、室堂も少し草紅葉が始まって来たようです。




今年は、コバイケイソウの当たり年だったそうですが、今はこんな感じです。




霧のみくりが池です。まだ雪も残っていました。




これはミヤマアキノキリンソウです。




時々、山の斜面が姿をあらわしますが、稜線までは見えません。




室堂山荘の奥には、立山がドーンとひかえているのですが。




頭の上には青空がありますが。




地獄谷からは轟々とガスが噴出していました。




お世話になるみくりが池温泉です。標高2410mにある日本一高所の天然温泉です。今回の立山登山では、ここに泊まるのも目的の一つでした。
一週間前に予約を入れた時は、30日は晴れマークでしたが、その後、天気予報がコロコロと代わり雨マークになってしまいました(笑)




みくりが池温泉にチェックインをして、もう少し散策をすることにしました。




血の池が見えるところまでやって来たのですが、ポツポツと雨が降り出しました。




とりあえず雷鳥荘まで来て雨具を着用しました。雷鳥荘はいつもお世話になる山小屋です。




雷鳥沢キャンプ場です。ちょっと寂しいテントの数です。
8月の初めにブログ仲間の信さんが、ここでテン泊(2泊)をして周辺の山を登っておられました。




こんな日は雷鳥に出会えるチャンスですが、天気も心配なので宿に引き返すことにしました。





みくりが池温泉に戻って、自慢の温泉に入りました。白濁の温泉は最高でした。

その後は楽しみの食事です。右にあるのは富山の名物「鮪の昆布締め」です。




これも富山名物の「白エビの唐揚げ」(別料金)です。どれもこれも美味しかったです。もちろん地ビールも美味しかったです。




こうして立山の1日目は終わりました。

<つづきます>

※訪問日 2021.8.30