日本語の表現にはシトシト、ビシャビシャ、ドンドンなどのような "onomatopoeia"(擬音/擬声語)で表せる表現が多いのですが、英語では余り擬声語の表現は多くないようです。日本語で"onomatopoeia"で表現されることに対して、英語でも"onomatopoeia"表現するというケースは滅多にないようだ。このせいで日本語の方が英語より表現が繊細で豊かだと言っていた人がいますが、多分その認識は単にその人の英語の語彙が少ないということの反映に過ぎないと思う。英語は確かに日本語のようには"onomatopoeia"を多用はしないが、代わりに動詞にしても形容詞、副詞にしても語数が多く、そのせいで英語を習得する外国人(私のことです)が語彙を増やすのに四苦八苦していますが、英語のネイティブにしても、特に文章を書く人は、類語辞典(THESAURUS)を頻繁に利用しているそうです。
例えば、椅子やテーブルの足がグラグラすることを英語でなんと表現するのか知りませんでしたが、"rickety chair"、"wobbly chair" などと表現するようです。ところが、日本語のグラグラは歯がグラグラしても、お湯がグラグラと沸騰していることにも使えますが、英語では "loose tooth"、"boiling hot" と別の言葉を使うのですね。何故なら"rickety" を辞書で見ると "a rickety piece of furniture or part of a building is in such bad condition that it looks as if it will breadk if you use it" の説明があり、家具や建物がグラグラしている場合だけに使われることが分かります。英単語を増やすのは大変、終わりはないでしょうね。とりあえず "rickety" だけでも覚えたいので例文を一つあげます。
We climbed up two flights of rickety wooden stairs.
この文の"flight"の使用法にも注意ですね。
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