English Collection

日頃目に付いた覚えたい英単語、慣用句などの表現についてのメモです。

At the stroke of six

2009年11月20日 | 英語学習

赤毛のアンを読み終えたので次に読む本として何年か前に読み始めたが厚いのと(413ページ)知らない単語が次から次に出てくるので途中で読むのを諦めた "41 Stories by O. Henry" に再挑戦することにしました。
しかし、最初の話(The Social Triangle)の最初のセンテンスで早速引っ掛りました。
At the stroke of six Ikey Snigglefritz laid down his goose.
知らない単語は何も無いのにいきなり "laid down his goose" と言われても状況がさっぱり分かりません。 しかたなく我慢して先を読んで見ました。
Ikey was a tailor's apprentice. Are there tailors' apprentices nowadays?
At any rate, Ikey toiled and snipped and basted and pressed and patched and sponged all day in the steamy fetor of a tailor-shop. But when work was done Ikey hitched his wagon to such stars as his firmament let shine.
知らない単語がどんどん増えていきますが、ここまで読んだら最初の "At the stroke of six" は6時の事で、Ikey Snigglefritzは洋服の仕立て屋で働いているので "goose" はガチョウの意味ではないはずと判断できます。 まず "stroke" を辞書で見てみました。
American Herritage Dictionary: The time so indicated: at the stroke of midnight.
Compact Oxford English Dictionary: a sound made by a striking clock.
Cambridge Advanced Learner's English Dictionary: an exact time, or a sound or series of sounds that show this time; The fireworks will start at the stroke of 10.
6時であっていますね。 次に "goose" にガチョウ以外の意味があるか "lay down one's goose" と言う慣用句があるはずと推測して調べます。 すると適当な意味が "goose" にありました。
Dictionary.com: 7. a tailor's smoothing iron with a curved handle.
アイロンの一種なのですね。 "lay down one's goose" なんて言う慣用句ではありませんでした。
最初のセンテンスだけでこんなに苦労するなんて先が思いやられます。 

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