残念ながら、私の人生ではありませんが…。
岩國市の、はがき随筆仲間である<一丁 やったろう>さんがこの度自費出版されたエッセイ集のタイトルです。
今年古希を迎えられた、やったろうさんですが、35歳からエッセイを書き始め、書きためた作品の中から選りすぐりの、247編を、エッセイ集にまとめられました。
御寄贈頂いたご本を手にし、「一丁 やりましたねぇ」と感慨ひとしおです。
やったろうさんはブログ<世の中ちょっとやぶにらみ>も発信しておられますので、処女出版のお喜びの模様は、yattaro-さんのブログからご紹介します。
「ホップ!にんまり!」
2012年04月06日 | 趣味・・エッセイ
何から書き始めようか。
2012年4月6日。今日という記念すべき日をどんな言葉で残そうか、迷う。
このたび、思い切ってというか臆面もなくというか、一冊のエッセイ集を出版した。
ここに至るまでのいろんな思いが交錯する。少しセンチメンタルになるのかな?新たな一歩を踏み出した喜びに胸の中は吼えまくっているのかな?考えれば考えるほど、糸が絡み合うような複雑な思いがある。
これまでの永い間、観るもの聴くもの感じるもの、心に刺さるものなどを、いち早く言葉や文字に置き換える訓練をしてきたように思う。その大きな一つが、その時々において感じたことをエッセイもどきに書き貯めて来たことであろうか。
人生の節目70歳古稀を元気に迎えられた今、記念に何かを残しておきたいという衝動に駆られた。そんな思いに突き動かされて、それまでの重い腰が嘘のように身軽に動き回った。というのは建て前で、本音は大変な思いをしたというのが実感。どうまとめるか考え始めると眠りが浅くなるその上に朝早く目覚める。睡眠不足で頭は冴えない。自分にとって最高の癒しとさえ思えるブログアップも休みがち。来る日も来る日もパソコンとにらめっこ。お友達からは「運動不足はいけんよ、歩いて身体を動かさないと・・・」などのお叱りも頂いた。そして何より、静かに寄り添い自らの体験を通して的確なアドバイスや肝心なポイント、さらには秘めたノウハウを残らず伝授して頂く有能な友に恵まれたこと。
私自身以上に今日という日を待って頂いていた。
印刷所から出来上がりを受け取り、何が何でも最初の一冊を持参すると、ネクタイにスーツで迎えられた。「新聞社支局に処女出版の記事掲載と大型本屋さんに販売交渉に行く」という臨戦態勢。勝負服に合わせたバーバリーのカフスボタンがスーツの袖に渋い光沢を放つ。
会社を卒業して5年後。仲間とともにエッセイを書き始めて間もなく、あるエッセイコンクールで入選させて頂いたタイトルそのままの「我が人生今が旬」というつたないエッセイ集出版の裏に潜む、優しく暖かい人間模様をここに記録しておきたい。
そして今一つ。素人の書いたものに値段を付けて本屋さんに並べること自体、おこがましいことは百も承知で敢えてそうさせて頂いた。身勝手をお許しあれ。
ちなみに、国道2号と188号沿いの大型書店に快く陳列して頂いた。
ホップ・ステップ・・・のホップになれば幸いである。ステップが来るか否かは別として。
古稀同窓会趣味のコーナーの一角にエッセイ集を1冊転がしておくことが出来る。
にんまり!!
yattaro-さんのプログは
こちらです。