「国語の秋の一日で勉強したギンモクセイが、あったよ」と子どもたちがギンモクセイをたくさん届けてくれた。
青々とした緑の硬い葉。薄いオレンジ色の小さな小さな4枚の花びらをつけた花。その花がたくさん集まって咲いている。「いい匂いだね」。たちまち教室が秋の香りでいっぱいになった。ありがとう。
「ススキが咲いてたよ」「赤いモミジがあったよ」「黄色いイチョウがあったよ」。次々と届く秋の知らせがうれしい。郷里の出水の自宅の柿の木も実をいっぱいつけていることだろう。
屋久島町 山岡淳子 2013/11/2 毎日新聞鹿児島版掲載