山々の新緑が私を誘っているような気がしてならなかった。それに、3年前食べた椎葉のそばの味も忘れ難い。
妻と、松橋から椎葉へ向かう道の山々はシイ、カシなどの若葉がもこもこと萌えていた。
白雲がぽっかり浮かぶ青空の下、山の黄緑や新緑の樹々を遠く眺めながら、車を止めて吸う空気は実にうまい。頬をなでる薫風に身を任せ、私は命の洗濯をした。
「ようきたなせい(ようこそいらっしゃいました)」という椎葉の方言で迎えられた私たち。焼き畑で育てた手作りのそばの味は、やはり格別だった。
出水市 小村忍 2013/5/23 毎日新聞鹿児島版掲載
妻と、松橋から椎葉へ向かう道の山々はシイ、カシなどの若葉がもこもこと萌えていた。
白雲がぽっかり浮かぶ青空の下、山の黄緑や新緑の樹々を遠く眺めながら、車を止めて吸う空気は実にうまい。頬をなでる薫風に身を任せ、私は命の洗濯をした。
「ようきたなせい(ようこそいらっしゃいました)」という椎葉の方言で迎えられた私たち。焼き畑で育てた手作りのそばの味は、やはり格別だった。
出水市 小村忍 2013/5/23 毎日新聞鹿児島版掲載
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