ネクタイ掛けには、昔の広幅物から細幅物まで合わせて数十本ぶら下がっている。それぞれ買い求めた時の動機や思い出がいっぱい詰まっている。ネクタイは、外観から締めている人の個性や品格などを問われる服飾品の一つでもあるので、年齢と雰囲気にふさわしい色や柄を選定する必要がある。独身時代には、異性の関心を惹かせようと意識して派手な色柄物を選んで買いあさったものだ。ネクタイの色も祝儀は白、葬儀は黒と決まっているが、長ずるにつれて、そのいずれかを締める回数も次第に増えてくる事だけは確かなようである。
霧島市 有尾茂美(77) 2006/10/9 特集版-2
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