「アポ電詐欺、強盗」に合わないようにと、留守電のコール回数を減らし、電話に出ないようにしようと決めた。でも、これがなかなか難しい。無言で切れた電話が気になって仕方ない。問い合わせをしていた役所からの返事かもしれない、病人の看病をしている姉妹からだったかもしれない、などなど、気がかりで落ち着かない。電話がかかってきた。我慢できなくて、猛ダッシュで受話器を取ってしまった。そんな時に限って「古い履き物を高額で買い取ります」と何やら怪しい内容の電話。何の為の対策だったのかと自己嫌悪に陥ってしまった。
熊本県菊陽町 有村貴代子(77) 2019/4/11 毎日新聞鹿児島版掲載
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