大根を作るのに、腰痛に耐えながら、60㌢の深さまで耕し種を蒔いていた。その成長を夢見て楽しみに間引きした。が何年やっても結果は同じで、二股三股の大根が多かった。
ある時から微生物農法に切り替えた。微生物の力を借りて微生物に耕させるのだ。自分は怠けて腰痛もなく楽ちん!
今では土が柔らかく、空気も養分も真下に入るのだろう。無農薬無肥料なのに立派な大根ができる。
漬物大根はスラリとして最長82㌢にもなった。水洗いする度にその見事な白い姿態に見とれている現在である。
出水市 中島征士 2013/4/17 毎日新聞鹿児島版掲載
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