おいっ子がまだ小さいころ、ドンドンと打ち上げられる花火を縁側から見ていた時のこと。
「きれいね、きれいね」と最初はながめていた。やがて「こわいよ、こわいよ」
と耳をふさいで泣き出した。
「えっ」
みんな顔を見合わせた。
いつもは好奇心いっぱいのおいっ子だが、ドンドンという大きな音がこわかったらしい。
「爆弾の音みたいに思えたのかもね」
と母。
花火を見るたびに、その思い出話に花が咲き、おいっ子たちのかわいい姿を思い出す。
出水市 山岡淳子(51) 2009/10/3 毎日新聞鹿児島版掲載
「きれいね、きれいね」と最初はながめていた。やがて「こわいよ、こわいよ」
と耳をふさいで泣き出した。
「えっ」
みんな顔を見合わせた。
いつもは好奇心いっぱいのおいっ子だが、ドンドンという大きな音がこわかったらしい。
「爆弾の音みたいに思えたのかもね」
と母。
花火を見るたびに、その思い出話に花が咲き、おいっ子たちのかわいい姿を思い出す。
出水市 山岡淳子(51) 2009/10/3 毎日新聞鹿児島版掲載
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