「三希子とお母ちゃんを守ってあげられなくなって、ごめんね」。夫はそう言う。
2年前、脳出血で倒れ、半身マヒとなり、ほとんどベッドに寝たきりの生活。
まだ幼い一人娘と私を、これからもずっとずっと守って、3人で仲良く生きていくつもりだった。2年前の春までは。
でも、その時10歳だった娘も成長して中学1年生。私も、それなりに自宅介護をやっているし、夫には安心して、夫としてお父さんとして、自信を持って生きてほしい。
「今度は私が守る番」だねと夫の寝顔にそっと語りかけた。
鹿児島市 萩原裕子(57) 2009/7/2 毎日新聞鹿児島版掲載
2年前、脳出血で倒れ、半身マヒとなり、ほとんどベッドに寝たきりの生活。
まだ幼い一人娘と私を、これからもずっとずっと守って、3人で仲良く生きていくつもりだった。2年前の春までは。
でも、その時10歳だった娘も成長して中学1年生。私も、それなりに自宅介護をやっているし、夫には安心して、夫としてお父さんとして、自信を持って生きてほしい。
「今度は私が守る番」だねと夫の寝顔にそっと語りかけた。
鹿児島市 萩原裕子(57) 2009/7/2 毎日新聞鹿児島版掲載
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