熊本県の五木に行けば、流れてくる悲しいメロディー。
「おどま盆ぎり盆ぎり 盆から先きゃおらんと 盆が……」
昔、口減らしに五木から人吉などへ子守奉公に出され、子守をして歌われたという童謡。
私は、幼い子守に歌われた頃の状況が浮かんでしまう。
ところが、天草町福連木にも同じ、おどま盆ぎり盆ぎり……という、五木の子守唄とは旋律違いの同じような歌詞の「福連木の子守唄」がある。この唄もつくった人不明という。
五木も福連木も、口ずさまれはじめた頃は、どんなに貧しくつらかったことだろう。
出水市 小村忍 2015/2/7 毎日新聞鹿児島版掲載
「おどま盆ぎり盆ぎり 盆から先きゃおらんと 盆が……」
昔、口減らしに五木から人吉などへ子守奉公に出され、子守をして歌われたという童謡。
私は、幼い子守に歌われた頃の状況が浮かんでしまう。
ところが、天草町福連木にも同じ、おどま盆ぎり盆ぎり……という、五木の子守唄とは旋律違いの同じような歌詞の「福連木の子守唄」がある。この唄もつくった人不明という。
五木も福連木も、口ずさまれはじめた頃は、どんなに貧しくつらかったことだろう。
出水市 小村忍 2015/2/7 毎日新聞鹿児島版掲載
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます