「もうイライラする。アータにゃ自由などなかとバイ。みんな学校で勉強しとっとバイ」とおばあさんは、片足骨折で入院し宿題を嫌がる反抗的な小学4年のヤンチャな孫を息を殺した小声で叱っておられた。沈黙の後、申し訳なさそうに「ごめんね」と孫を抱きしめられていた。
後日、おばあさんから私に話しかけてこられた。「娘が死んだんです。孫と2人暮らしです。小学1年の妹は婿側に引き取られました」。先日、2人は退院していかれた。自分の放射線治療を受けながら「2人暮らし」が気にかかる。
出水市 塩田幸弘 2017/2/19 毎日新聞鹿児島版掲載
後日、おばあさんから私に話しかけてこられた。「娘が死んだんです。孫と2人暮らしです。小学1年の妹は婿側に引き取られました」。先日、2人は退院していかれた。自分の放射線治療を受けながら「2人暮らし」が気にかかる。
出水市 塩田幸弘 2017/2/19 毎日新聞鹿児島版掲載
熊本県八代市の「熊本労災病院」の悩みや苦しみのないパラダイスの「入院病棟です。
「耳鼻咽喉科」の入院病棟は本来は4階ですが・・・選ばられた男性が数名・・女子病棟に入院できます。
選ばれた男性=人畜無害の高齢者です。
毎日のように、赤ちゃんが生まれ産声が聞こえてきます。
小児科の付き添いのママさん達も若くて美人だらけです。
もちろん、女医さんも看護師さんもチョー美人で優しくて「キャ~コッチむいて~」と叫びたくなるくらいカッコイイのです。
年をは重ねた男性でも、美人だらけのパラダイスでは自然に「幸せアドナレリン」が脳内にジュワ~っと湧き出てきます。
でも、入院患者さんには色々な事情がある方もおられます。
まだ、熊本市内の避難所暮らしの方も同室におられ先日、避難所に退院して行かれました。