新型コロナウイルスに感染しないよう、気遣いしながら毎日を過ごしている。
そんなある朝、白みかけた東の空を見た。少しも珍しいことではなかった。だがその時、なぜか何とも言えぬすがすがしさを覚えた。ふと「朝はどこから」の歌が頭に浮かんだ。
それは昭和21(1946)年、敗戦で疲弊した国民を励まそうと、新聞社が募集したホームソングの1等当選歌だった。
NHKのラジオ歌謡としても流れていた。それで聞き覚えたのだろう。私は今も口ずさめる。
歌詞は、朝はどこから、昼はどこから、夜はどこから来るかしら、と問いかける。朝は「希望の」、昼は「働く」、夜は「楽しい」家庭から来る、と答える。
終戦直後、物資や食料不足により大変な苦しみがあった。私も親から話を聞いて、子ども心に記憶した。詞の中では伏せられているが、人の絆が明るい家庭をつくると言うように思う。戦後の立ち上がり、国を作るのは社会の最小単位である家庭であり、その大切さを教えていたのではなかろうか。
しかし現代社会では、働きたくても働けないという深刻な状況がある。生活の基盤が無いことになる。特に若い人には切実な問題である。働けなければ楽しい夕げはとれない。気掛かりのある目覚めでは、朝だといっても希望は湧かない。
新型コロナの感染拡大で経済の先行きが案じられてならない。力強い対策を望んでいる。
そんなある朝、白みかけた東の空を見た。少しも珍しいことではなかった。だがその時、なぜか何とも言えぬすがすがしさを覚えた。ふと「朝はどこから」の歌が頭に浮かんだ。
それは昭和21(1946)年、敗戦で疲弊した国民を励まそうと、新聞社が募集したホームソングの1等当選歌だった。
NHKのラジオ歌謡としても流れていた。それで聞き覚えたのだろう。私は今も口ずさめる。
歌詞は、朝はどこから、昼はどこから、夜はどこから来るかしら、と問いかける。朝は「希望の」、昼は「働く」、夜は「楽しい」家庭から来る、と答える。
終戦直後、物資や食料不足により大変な苦しみがあった。私も親から話を聞いて、子ども心に記憶した。詞の中では伏せられているが、人の絆が明るい家庭をつくると言うように思う。戦後の立ち上がり、国を作るのは社会の最小単位である家庭であり、その大切さを教えていたのではなかろうか。
しかし現代社会では、働きたくても働けないという深刻な状況がある。生活の基盤が無いことになる。特に若い人には切実な問題である。働けなければ楽しい夕げはとれない。気掛かりのある目覚めでは、朝だといっても希望は湧かない。
新型コロナの感染拡大で経済の先行きが案じられてならない。力強い対策を望んでいる。
非常事態宣言発出前の投稿です。
早く終息してを願い、罹らないうつさないに気を配っております。