2019年12月 7日 (土)
岩国市 会 員 横山 恵子
そろそろ年賀状を書く時季となってきた。この7年間に父、夫、姑、母を次々と亡くし、年賀状のない正月を何度か迎えた。喪中はがきを出すと電話やはがきをいただき、情けが身に染みた。
夫を亡くした年の師走、教え子からお供えと手紙。「休み時間にはドッジボールや鬼ごっこをして遊んでもらった……」等の思い出話に思わず号泣。晩年の闘病生活の辛さを涙が洗い流した。「元気出してやれよ」と夫が背中を押してくれたようにも思えた。
この1年もいろいろあった。年賀状が書けることは幸せと思う。
(2019.12.07 毎日新聞「はがき随筆」掲載)
夫を亡くした年の師走、教え子からお供えと手紙。「休み時間にはドッジボールや鬼ごっこをして遊んでもらった……」等の思い出話に思わず号泣。晩年の闘病生活の辛さを涙が洗い流した。「元気出してやれよ」と夫が背中を押してくれたようにも思えた。
この1年もいろいろあった。年賀状が書けることは幸せと思う。
(2019.12.07 毎日新聞「はがき随筆」掲載)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます