「今日はどこを歩こうか」。4月初めの自粛生活の中、橋を渡って隣町を歩いていると、ラッパ状の大きな黄花が大空に咲いていた。初めて見る花だ。
調べるとイペーという花で、なんとブラジルの国花(木)であった。気に入り何度も足を運んでいると、この町の家々や公園に40本程咲いていた。
4月末花も散って来た頃、公園でイペーが好きで庭に3本植えている方と出会った。花後にインゲン豆のような種ができますよと教えていただいた。すると種や緑葉紅葉落葉開花まで興味が膨らみ、この町でのウオーキングは来年まで続く。
熊本県八代市 今福和歌子(70) 2020/5/31 毎日新聞鹿児島版掲載
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