「今回が最後の献血ですね。何か記念品はないの?」「えっ何かですネェ」。言葉を振られた看護師さんは一瞬戸惑われたかもしれない。先生は「もったいないね。まだ数値がいいよ。それに若い!」。「ありがとうございます。先生のお言葉がなによりのプレゼントです」と答えた私に「あっ、頭の中も若い。大丈夫だ」と笑われた。
常連さんらしき人も多く、看護師さんとのかけあいも楽しい。帰りに「長い間ありがとうございました」と特別にジュースを二つ、歯磨きを二ついただいた。献血がもっと多くの人に身近になるとうれしいな。
熊本県天草市 段下千晶(69) 2019/10/1 毎日新聞鹿児島版掲載
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