爽やかな母さん日和が続いて何かと家事が忙しい。
あれもこれもと欲深に働いて「疲れたー」と思った頃、熊本在住の長女から電話が入った。「華道展があります。お父さんと見にこない?」あな、嬉し。「命の洗濯に出かけるわ」と言うと「命の洗濯? どおーゆうこと?」と聞く。あれ、初耳?
「きれいな物を見て気ままに過ごすの」とざーっとした私なりの解釈を伝える。すると娘が噴きだした。「命を洗う? でも、お母さん、そりゃ、大ごとや。慎重にね」と笑い転げている。私はつと耳を澄ませた。ふふ。いいもんだな、娘の笑い声。
宮崎県延岡市 柳田慧子(73)2018/7/12 毎日新聞鹿児島版掲載
あれもこれもと欲深に働いて「疲れたー」と思った頃、熊本在住の長女から電話が入った。「華道展があります。お父さんと見にこない?」あな、嬉し。「命の洗濯に出かけるわ」と言うと「命の洗濯? どおーゆうこと?」と聞く。あれ、初耳?
「きれいな物を見て気ままに過ごすの」とざーっとした私なりの解釈を伝える。すると娘が噴きだした。「命を洗う? でも、お母さん、そりゃ、大ごとや。慎重にね」と笑い転げている。私はつと耳を澄ませた。ふふ。いいもんだな、娘の笑い声。
宮崎県延岡市 柳田慧子(73)2018/7/12 毎日新聞鹿児島版掲載
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