ある土曜の朝「ガチャン」と玄関のポストの音。なんだろうと開けて見ると、紙を八つ折りにした物がぽろりと落ちた。
「いつもあそんでくれてありがとう。おじちゃん絵かくのがんばってね~ファイト」と短い手書きに可愛い絵がそえてあった。なんとみくちゃんからの手紙。彼女の素直な心が文に表れ、気持ちが十分に伝わってきた。みくちゃんは時折、アトリエをのぞきにきて「何の絵?」「上手だね」と話し掛けてくれる小1の女の子である。
僕は決して文も字も上手でないが、誰かにちゃんと伝えようと思う時は手書きが一番かも。
鹿児島県さつま町 小向井一成(74) 2022.7.9 毎日新聞鹿児島版掲載
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます