3月弥生の声を聞くと、春を待つ心の思いが明るい気持ちに満たされ、耳に響いてくる。今年の冬は、久しぶりの厳しい寒さ。北国に住む方々の冬の暮らしに思いをはせることが多かった。
もうすぐ喜寿を迎える今日このごろ。一日一日がとても、愛おしい。野原には、あちこちにタンポポ、レンケ草が咲き始めている。昨年、植えた球根も小さな目を出している。
日差しが強くなるにつれて、エネルギーが満ち、新しい自分になれるような気がする。美しい自然に感謝し、桜の開花を待ちながら春を待っている。
出水市 橋口礼子 2011/3/15 毎日新聞鹿児島版掲載
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