はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

闘病中母の出納

2020-04-25 20:44:45 | はがき随筆
 父亡き後、母は75歳から一人暮らし。82歳の時、私に「体調が悪い」と電話で。姉夫婦が即病院へ。診察は軽い脳梗塞。その日から95歳の臨終まで、入院入所生活13年。闘病の日々を高齢の子供全員で見守り、私は母の金銭出納整理担当で責任重大。長男が千葉在住で家屋敷を持ち、郷里鹿屋の実家が管理困難、昨年10月売却して消滅。特大出納帳は5冊に。預貯金ほか明確な整理で問題なく、子供たちへの贈与は円満解決。令和2年2月7年忌の予定はコロナウイルス発生で中止。預かりの出納帳を梱包して千葉へ。感謝の受け取り電話に心が安堵し大満足。
 鹿児島県肝付町 鳥取部京子(80) 2020/4/11 毎日新聞鹿児島版掲載

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