湿田の段差と広いあぜを子孫が作りやすいものにして残そうと、夫が定年退職を機に、コンクリート工事を始めた。土木は全く素人だったが15年目の今年、事故もなく無事完成した。
収穫が済み次の作付けまでの間、小型のコンクリートミキサーとスコップなどの道具を駆使して、一人でコツコツと働いた。高さ2㍍の擁壁が四つ、―・5㍍平
均が三つ、全長約220㍍の大工事であった。少しずつ出来上がってゆくのが楽しいと、真っ黒に日焼けした顔でよく言っていた。
「米作りに専念できるぞ」
△父の日や田毎に父の働く日▽
薩摩川内市 森孝子(67) 2009/7/6 特集版-2
毎日新聞鹿児島版掲載
収穫が済み次の作付けまでの間、小型のコンクリートミキサーとスコップなどの道具を駆使して、一人でコツコツと働いた。高さ2㍍の擁壁が四つ、―・5㍍平
均が三つ、全長約220㍍の大工事であった。少しずつ出来上がってゆくのが楽しいと、真っ黒に日焼けした顔でよく言っていた。
「米作りに専念できるぞ」
△父の日や田毎に父の働く日▽
薩摩川内市 森孝子(67) 2009/7/6 特集版-2
毎日新聞鹿児島版掲載
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