主人の一周忌で帰省していた子どもたちと昼食をすませた帰りの寒い道端に、車を押してしる老夫婦の姿があった。
真っ先に気付いて車から降りて駆け寄った長男の話では、車が故障した上に携帯電話も忘れて困っているということだった。ご夫婦の車の鍵に付いていた行きつけの修理屋さんに電話をして現場に来てもらうようお願いをしてきたという。私たちの車に向かってうれしそうに手を振ってくださったのを見て、安心してその場を離れた。
長男の詩全体の信説が、亡き夫への何よりの供養になったとてもうれしい出来事だった。
鹿児島市 西窪洋子 2018/3/24 毎日新聞鹿児島版掲載
真っ先に気付いて車から降りて駆け寄った長男の話では、車が故障した上に携帯電話も忘れて困っているということだった。ご夫婦の車の鍵に付いていた行きつけの修理屋さんに電話をして現場に来てもらうようお願いをしてきたという。私たちの車に向かってうれしそうに手を振ってくださったのを見て、安心してその場を離れた。
長男の詩全体の信説が、亡き夫への何よりの供養になったとてもうれしい出来事だった。
鹿児島市 西窪洋子 2018/3/24 毎日新聞鹿児島版掲載
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