コロナウイルスの影響で人込みを避けて、我が家から目と鼻の先にある桜並木へ。子供の頃から見慣れているが、ずいぶんと老木になった。竹やらつたが絡まっているものの、今年もけなげに花を咲かせている。いい具合に広場もある。
焼酎や夕飯も兼ねてビールや弁当を持って夫と2人、桜を眺めていた。すると近所に住む94歳のおばあちゃんが通りかかり「そこで何ばしよっと」。夫が「おばさんもちょっと寄っていきなっせ」と誘ったら「ハイカラなこつばしよるなあ」といいながら3人で弁当をつつき、ゆっくりとよい花見ができた。
熊本県山鹿市 栗原シゲコ(77) 2020/4/25 毎日新聞鹿児島版掲載
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