タケノコといえば通常孟宗竹であり、食べ方は煮付け、酢みそあえなどであり、人気の一品である。しかし小生はコサンダケの方が一層好きである。地上20㌢ほどに伸びたものを手で折り、ポキンという音も軽快である。取ってくれと言わんばかりで、あく抜きなしで食べられるのである。なぜコサンダケにこれほどまでに親しみを持つのだろう。やはり、中学生時代からおやじの所有する山林の片隅に遠慮がちに育っていたコサンダケの竹林を今でも大事に育成しているからか。懐かしの味を孫たちにも食べさせたく、皮のまま持って行こう。
鹿児島市 下内幸一(70) 2020/6/27 毎日新聞鹿児島版掲載
画像は鹿児島自然と食さんよりお借りしました。
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