先日「彦一とんち話しオーキング」に参加した。彦一は江戸末期に八代に実在した人で、墓が八代の寺に今もある。
予習で図書館に行くと、彦一コーナーがあったが古ぼけた本ばかり。調べると児童本はほとんど絶版で、熊本県出身の児童文学作家、小山勝清氏の文庫本だけが現在も出版されている。
彦一は一休、吉四六とともに三大とんち人の一人。お殿様や侍や大人たちの理不尽な言動をとんちでやっつけ、庶民をスカッとさせるとんち話は、今の子どもたちには人気がないのか。とんちの知恵はいつの世にも通用すると思うのだが。
熊本県八代市 今福和歌子(68) 2018/8/2 毎日新聞鹿児島版掲載
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