山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

原発政策決定には国民投票を!

2011-08-10 | 政治・経済・社会

 原発推進・反対の立場から様々な議論がなされております。しかしながら、その議論について広く国民が参加することが出来ないのが現状です。

 原発に限らず国の運命を変えるような問題に関して国民が参加する制度がありません。議会制民主主義をとっているので、致し方ありませんといってしまえば身も蓋もありません。しかし、立法するのが国会の仕事ですよね。国民が意思決定に参加する制度を創ることも可能です。

 そもそも国政選挙は政党ないしは個人が政策・公約(最近はマニフェストとか言っているようですが)を掲げて戦うものです。それらには種々雑多なものが含まれております。この政党のこの政策には賛成だが別の政策には反対であるといったこともままあることです。しかしながら相対的に賛成が多い政策を掲げた政党に投票するのではないでしょうか。つまりは反対したい政策が含まれていても賛成したことになってしまうのです。

 余りにも細かいことまで国民投票でという訳にはいかないことは良く分りますが、それこそ原発問題のような重要事項については国民投票で決定するのが相応しいような気がします。

 更には、重要な事項を決定するのですから充分な議論が必要なことは言うまでもありませんが、その前提となる情報の開示が絶対的に必要です。このことが疎かになっているからこそ、無用な紛争や事故が起こってしまっているのではないでしょうか。


電球型蛍光灯かLED電球か

2011-08-09 | 省エネ

 家電量販店の節電コーナーへ行くとLED電球が目立ちます。佐賀市などはLED電球購入に補助金を出すようになっているとか。

 LED電球が普及すれば省エネ・節電が進展することは間違いないことです。ですがLED電球が唯一の選択肢でしょうか?

 LED電球は安くなったとはいえ、まだまだ高価です。それに比べると「電球型蛍光灯」は比較的リーズナブルな価格で販売されております。

 さてどちらを選択すべきか?

 これは一概に判断できません。「LED照明による省エネルギー」で書いておりますように発光効率を比較する必要があります。当時よりLED技術の進歩で蛍光灯より発光効率の高いLEDも登場しております。しかしながら、量販店で売られているLED電球の全てが発光効率の高いものかどうかは分りません。ですから良く調べて判断することが必要になります。

 ただ、蛍光灯は頻繁に入り切りするような用途(例えば、トイレや階段など)には不向き(寿命が短くなります。)です。我が家の場合には、トイレのみLED電球にして、その他は全て電球型蛍光灯に交換しております。また、蛍光灯も良く使う部屋のものはインバータ式の蛍光灯に交換しました。

 何が何でもLEDというような考えは如何なものかと思います。確かに売る側からすれば、単価の高いものに流れるのは致し方ないことでしょう。それは売る側の論理です。賢い消費者は、情報を良く調べ、自分の目で確かめ、しっかりとした消費行動をとっていただきたいと思います。

<2013/03/12 追記>

 トイレなどの極短時間利用するような場合には、「LEDという枕詞」で書いておりますように、白熱電球のままでも良いと考えます。次回交換するときには、ワット数を低めにするとか、110V用の電球にすればベターかと思います。


議員定数削減

2011-08-09 | 政治・経済・社会

 私の性格は素直ではないというか、へそ曲がりというか、人の言うことに眉に唾をつけて聞くというか、素直にハイそうですかと思うことができません。私なりに考えて納得がいかなければ、どうにも落着きません。

 そこで議員定数の削減についてですが、世間大方の見解は議員定数を削減すべしということのようです。このような大勢に少々疑問を感じ、以前「議員定数削減の是非」という一文を書いております。

 「船頭多くして」のたとえもあります。「有象無象」という言葉もあります。さはさりながら、多くの議員の中から優秀な議員も出てきます。そのパイが少なければ、出てくる確率も低くなります。多くの議員に揉まれて成長もしていくでしょう。小数の馴れ合いの中から得られるものは少ないでしょうし、逆に弊害も出てくるでしょう。

 議員定数の削減の有力な根拠は、どうもコスト削減のように見受けられます。議員定数を削減すれば質が向上するといった議論はあまり無いように思われます。国民が必要としているのは、議員の質の向上なはずです。

 コスト削減が第一の理由ならば、定数の削減の他に取りうる方法は沢山あるはずです。民間ではそれこそ、あらゆる智恵を出して実行しております。議員自ら襟を正して欲しいと思います。


東北電力の電力事情と計画停電の可能性

2011-08-08 | 政治・経済・社会

 東北電力の電力供給力がかなり危機的な状況にあるとのことです。東京電力から8/6に80万kW、8/8は110万kWの融通を受け急場をしのいだようですが、東電からは最大で140万kWの融通を受けられるとのことですが、東電そのものも厳しい状況が発生することが予想されるだけに今後、両電力とも綱渡りの状況が続くものと思われます。

 更に、今後原発の点検停止が相次ぐことにより、全国的に電力不足が懸念されることは目に見えております。

 原発の是非はさておき、この急場をしのがなければなりません。またぞろ計画停電のようなことが起こらないように対策を講じておかなければなりません。これは東北・東京電力だけにいえることではありません。沖縄電力を除く全ての電力管内について早急に対策を講じるべきです。

 東京電力の計画停電に際して、当事務所のホームページにおいて「計画停電解消に向けての提言」をしております。これは東電のみならず全国の電力会社管内においても有効であります。ある日突然停電しますと言われることの無いように、前もって準備しておくことが重要なことです。


節電器

2011-08-08 | 省エネ

 さすがに「節電器」の被害は少なくなってきていると思います。しかし、世を挙げて節電が呼びかけられております。またぞろ節電器による被害が発生しないように、ここに注意を喚起しておきたいと思います。

 うまい話には裏があるとも言います。くれぐれもご用心ください。最終的には自己責任です。あれこれ迷うようでしたら、このブログへのコメントでも結構です。あるいは「山浦綜合事務所」で省エネ・節電に関する無料相談を承っておりますので、お気軽にご相談ください。


節電ブレーカ被害急増中

2011-08-08 | 省エネ

 報道によれば節電ブレーカーなるものの被害が急増しているとのこと。節電ブレーカーとは初耳なので、記事をよくよく読んでみるとそれは「電子ブレーカー」のことでありました。

 電子ブレーカーで節電できるとは、どういう根拠があるのでしょうか?

 そもそも節電とは電気を使わないようにすることです。これには「電力と電力量」の何れか、あるいは両方を使わないという意味があります。

 電子ブレーカーは逆に許された範囲でより多くの電力を使えるようにする機能があります。まさに節電の逆のことを行うようなものです。

 そうするとどうなるかというと契約電力を小さくして契約ができることで基本料金が安くなる効果があります。この辺りの事情は「コストダウンと省エネルギー」をご参照ください。

 せっかく省エネ・節電の機運が盛り上がっているというのに、このような業者の存在は誠に嘆かわしいことです。世の中の支持を失えば、結局は業者の存続が危うくなってしまうことを何故理解できないのでしょうか?

<2012/07/23 追記>

 「電子ブレーカー」や「節電ブレーカー」に関するお問い合わせが多く寄せられております。導入に際しては「電子ブレーカー(節電ブレーカー)を導入する前に」をご一読の上ご検討いただけたらと存じます。

 


草刈り機が・・・

2011-08-07 | 農業

 今日はお盆前の一斉清掃でした。台風の影響で、風が強く、幾分か涼しい中での作業となりました。早朝より草刈り機を軽トラに積み込んで作業に向かいました。一斉清掃は小一時間で無事終了しました。その後、ついでにといってはなんですが、墓掃除を行いました。これも難なく済ませ、午前中まだ時間があるなと思い、水田の畦草刈を行うことにしました。

 草刈り機のエンジンも快調に唸り声をあげて順調に作業は進行するはずでした。開始して10分も経たない内に突然「ガラガラガラ・・・」と異音が発生し、刃の回転が停止してしまいました。仕方ないので一旦作業を中断し、帰宅して故障の原因究明をすることにしました。

 道具箱を取り出し、分解しようとしたらアーレンキー(六角レンチ)がない。確か束になったやつが茶の間に掛けてあったハズ。しかし、家中探しても見つかりません。30分位い探し、諦めかけようとしたころアーチェリーケースの中にも入れてある筈だと思い至りました。目出度く工具は揃い、やっとのことで分解作業に入りました。

 異音がした付近を分解すると回転力を伝えるシャフトまではOKでした。結局はジョイント部分が壊れ、空回りするようになっておりました。このジョイントは一体成型されており、これ以上の原因追求は諦めました。

 どの道農機具屋さんはお休みでしょうから、本日の作業は中止と相成り、こうしてブログを書いている次第です。

 さてこの草刈り機を修理したものか、新しく買い替えるか悩ましいところです。もう10年以上経った年季物ですが、エンジンはいたって快調です。新品の安いのになると1万円台であるので、修理代1万円がボーダーになるといったところでしょうか。

 


浄化槽ばっきブロアーの省エネ装置

2011-08-06 | 省エネ

 下水道が普及していない地域では、浄化槽が設置されております。この浄化槽において微生物による好気性発酵をさせるために空気(酸素)を送る必要があります。この装置をばっき(曝気 )ブロアーといいます。通常、このブロアーは、酸素の必要量に関わりなく24時間運転されております。当然のことながら過剰に酸素を供給していることから、過ばっきというよろしくない状態になってしまいます。その結果、環境に悪い水を放流してしまっております。

 これを解決するためには適切なばっき量に制御する必要があります。簡単には間欠的にブロアーを動作させれば可能ですが、汚物の流入量や水温の変化がありますので、間欠率を一律に決定してしまうことはできません。

 これを自動的に行うというのが本装置のアイデアで、昨年既に特許出願を済ませております。最適な自動制御が可能ならば、環境負荷を減らすと共にブロアーの消費エネルギーも減らせることになります。まさに一石二鳥となるわけです。

 ちなみに全国で約710万台の浄化槽があります。これが一体どれ位の電気エネルギーを喰っているかを試算しますと、40Wのブロアーで2,736,624,000kWhとなります。消費電力では約284MWですから玄海原発1号機(559MW)の半分程度ということになります。実際にはもっと大きいブロアーが設置されております。

 さて我が家で2年以上に渡って浄化槽点検業者の担当者の協力の下実証試験をしておりますが、おおよそ連続運転の1/3~1/4の運転が可能であるとの結論を得ております。少なめに見積もって、1/2の運転とした場合でも玄海原発1号機の出力の約1/4程度に匹敵するものと考えられます。これを多いとみるか少ないとみるか・・・。 

 現在、この省エネ装置の開発に着手しております。基本設計は終了し、いよいよ量産設計に移行しようといった段階です。問題は量産費用が多額になります。初ロット100台で検討しましたが、とてもビジネスに繋がるような製造原価にすることができません。

 もしこのような装置やビジネスに興味がある方がいらっしゃるようでしたら一緒にやってみませんか?

 要はビジネスパートナーを募集しているということになりますが・・・。

 <<参考>>

 「マイコン応用システム開発


カメムシとの戦い(続)

2011-08-06 | 農業

 連日カメムシとのバトルを繰り広げております。ここ数日は、一株あたり10匹程度に減ってきました。襲来するカメムシが減ってきたのか、他の作物に移って行ったのか定かではありません。そういえば、ここ数日大豆の成長が目立ってきました。米の生産調整のため大豆に転作した田んぼがそこここにあります。その辺りに行ってしまったのかも知れません。

 ピーマンより大豆の方が美味しいのかも?

 20メートル位離れたところのシシトウには寄り付きもしません。カメムシにとってはシシトウは美味しくない食材なのでしょう。

 数年前、ピーマンの隣にシシトウを植えていたら、超辛いピーマンが採れました。野菜炒めを食べたら涙が出る程辛かったのでありました。シシトウの花粉を受粉すると辛くなるのでしょうか?それとも別の原因があるのでしょうか?

 ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。


設定温度28℃は是か非か

2011-08-06 | 省エネ

 省エネ・節電のため冷房時の設定温度を28℃にすることが推奨されております。一部マスコミにから「節電ファッショ」だと指摘されております。さて28℃の設定温度って妥当なのでしょうか?

 そもそも28℃の根拠は、と聞かれると困ってしまいます。省エネ業界に携わって20年近くなりますが、本気で調べたことはありません。以前、労働安全衛生法(事務所衛生基準規則)で、そのように決められているというのを文献で読んだことがあります。ですからどうもこれが根拠となっている模様です。政府が定めたものを自ら破ることはできませんので、28℃を推奨していることでしょう。

 ではその根拠は、といわれると再びハタと困ってしまいます。おそらくはどなたか偉い学者さんの論文か何かだと想像しますが・・・。

 問題は実際に28℃とした時どうかということですね。これは個人差としかいいようがありません。といってしまえば身も蓋もありませんが・・・。

 例えば、オフィスの中のデスクワークなどの軽作業に従事している方と工場で重労働している方を一律に論じられません。軽作業であっても防塵服を身に着けていては大変でしょう。

 工場の現場などで体験したことですが、室内に発熱体があってエアコンをガンガン効かせても30℃位にしかならないところがあれば、精密機械があって20℃近くまで冷えているところもありました。あるいはエアコンなど無い作業場所もあります。

 また、30℃以上の屋外から28℃の室内に入ってくれば、物凄く涼しく感じますが、最初から28℃の部屋に居た人は暑苦しく感じるかもしれません。人間は環境に慣れるのです。環境の変化を敏感に捉えます。そして環境に順応しようと身体を変化させていく能力を持っています。しかし環境に順応するためには時間がかかります。

 現在、私の作業部屋の室温は30℃(湿度54%)です。曇っていて幾分涼しく感じます。冷房はありません。日中は35℃以上になることもあります。しかし、同じ30℃でも農作業をしているとクラクラすることがあります。それはムシ刺されなどを防止するため長袖の上着を着用しているからでしょう、汗で通気性が悪くなってしまいます。そのことで気化熱による体温の発散が抑制されてしまっているのでしょう。高温に慣れていても作業環境が異なれば感じ方も異なることの証左だと考えます。

 このように一律28℃の設定温度を推奨するのは如何なものかと思います。しかし、そうでもしなければ周知が徹底しないというのも分ります。ですが今回の件は、あくまでも節電の協力を求められているのです。ですから電力使用制限令は少し筋違いなような気がしております。

 ましてや同制限令に違反した場合に28℃に温度設置をしていなかったから故意があると認定されてしまうようなことがないように願うばかりです。

 <<参考>> 

計画停電解消に向けての提言」、「温度管理によるエアコンの省エネルギー」、「エアコンの省エネルギー


エアコンのドライ運転は省エネになるか?

2011-08-06 | 省エネ

 このテーマは最近報道で取り上げられておりますので、ご存知の方が多いとは思いますが・・・。

 エアコンで冷房をすると同時に除湿もできます。これは夏場に冷えたビールをジョッキ(コップでもいいのですが)に注いでしばらくするとジョッキに結露しているのを見ることができます。エアコンも室内の空気を吸い込み熱交換器を通過させ冷やされた空気を吹き出します。熱交換器を通過するときにこのような現象が起こります。エアコン本体の中でこのようなことが起こりますので、実際目にすることはありませんが、受け皿(ドレインパン)に水が溜まりホースを通して屋外に排出されています。エアコンの室外機にあるホースから水が滴り落ちているのを見かけたことがきっとあるはずです。室内の水分が外に放り出され、除湿ができたということになります。(ドレインのホースが詰まると大変なことになります。ドレインパンに溜まった水が行き場を失い溢れてしまいます。室内機から水ポタの原因は大体これです。)

 前置きが長くなりましたが、エアコンのドライ運転はどのようにして行われているかが問題になります。これには大まかに分けて2通りあります。

 ・極弱い冷房運転としているもの

 ・冷房して冷えた空気を暖めなおすもの

前者の場合省エネ・節電になりますが、後者の場合冷やして暖めるので二重にエネルギーが必要になります。単に冷房するより余計にエネルギーが必要になってしまいます。

 これらには一長一短ありまして、前者の場合では、要するエネルギーは少なくて済みますが、除湿能力が落ちます。除湿を強くしようとすると室温が低下してしまいます。例えば、梅雨時に室温を下げずに除湿だけしたいといったことには不向きです。後者は、冷やして暖めるので室温を下げずに強力に除湿できますが、エネルギーを余計に喰います。

 どのような方法を取っているかは、メーカーや機種によって異なります。取扱説明書をみてもよく分らないと思いますので、メーカーなどに確認して適切に使用していただきたいと思います。


エアコンを速く効かすには

2011-08-05 | 省エネ

 エアコンで速く冷房を効かせるためには、設定温度を低めに設定した方が良いと信じられているようです。例えば、設定温度を28℃の場合と25℃の場合を比べると25℃の方が速く冷えると。果たしてその真実は?

 実は設定温度によらないというのが正解に近いのです。ではどうすれば速く冷えるのかといいますと、それは風量設定を大(強)にすることです。エアコンの吹き出し口から出てくる冷風は、設定温度によらず同じ温度です。一定温度であれば、空気の流量が大きいほど速く冷えることになります。

 真実に近いと申し上げたのは、風量が自動に設定されている場合には、設定温度と室温の差が大きいほど風量も大きくなります。ですからこの場合に限って正解になります。

 ここで、日常体験したことと矛盾を感じた方がいらっしゃるかも知れません。それは、先ほど吹き出される冷風は一定温度だと言っていたではないか。吹き出した空気が冷えてない時があるではないかということでしょう。 それは室温が設定温度を下回った場合には、冷風を出さないようになっているからです。いわゆる送風運転(インバータエアコンの場合には弱運転)状態になっているのです。そうすると室温が次第に上昇しますので、しばらくすると冷風が出てきます。このようにして、エアコンは室内温度を設定温度近辺に保っているのです。

 なぜ、このようなことをテーマとしたかといいますと、省エネ・節電のためには温度設定が大切で、28℃に設定することを推奨されております。速く冷やそうと思って、ついつい低めの設定(例えば25℃)にしがちです。しかし、室温が下がった時に28℃に戻すでしょうか?忘れてしまっているようなことが往々にしてあると思います。このようなことにならないように注意を喚起したかったからに他なりません。

<<参考>>

 「温度管理によるエアコンの省エネルギー」、「エアコンの省エネルギー


電力と電力量の違い

2011-08-05 | うんちく・小ネタ

 意外と知られていないのが電力(kW)と電力量(kWh)の違いです。新聞などのマスコミ報道でも誤用が目立ちます。どこぞの都知事さんも計画停電の際に勘違いして、とんでもない結論を導き出しておりました。先日もこの件に関して、ある週刊誌から電話取材がありました。言葉が似ているので間違い易いのでしょう。省エネ屋さんの中にも混同してしまっている人もいます。嘆かわしいことですが、マスコミの皆さんが間違うのも致し方ないのでしょう。

 詳細は「電力と電力量」をご参照ください。

 長文ですが「計画停電解消に向けての提言」もお読みいただければと思います。


白内障と航空身体検査

2011-08-05 | 大空への憧れ

 4枚目の航空機操縦練習許可書のため航空身体検査を受けてきました。ところが視野検査に引っかかり専門医の診断を受けてくるように指示されました。眼圧も高くなってきていることから緑内障を疑われたものと思われます。

 翌日医師の紹介状を持って眼科で診察を受けてきました。緑内障は無く視野検査も基準値をみたしており問題ありませんでしたが、白内障と言い渡されてしまいました。

 航空身体検査マニュアルによれば「白内障について、視機能が基準を満たす場合は、適合とする。」とあります。更に「白内障術後の者であって眼内レンズ(人工水晶体)又はコンタクトレンズにより視機能が基準を満たし、手術後3ヶ月以上の観察期間を経て経過良好であると認められる者が、国土交通大臣の判定を受けようとする場合は、臨床経過の所見、手術記録やその他の治療内容を含む臨床経過、両眼視機能検査等の検査結果を付して申請すること。」となっております。

 白内障であっても視機能が基準を満たせばOKだし、将来視力が低下し、手術によって人工水晶体にした場合でも国土交通大臣の判定を受ける道があるように読み取れます。

 現在のところ視力等々は基準を満たしておりますが、視力の低下は時間の問題です。時限爆弾を抱えているようなもので、このまま漫然と操縦訓練を続けていても良いものかと思ってしまいます。

 先述の国土交通大臣の判定というものが如何なるものなのかが気になります。先輩パイロット諸氏でこの大臣判定をクリアした方、あるいは何らかの情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら是非ともご教示いただけないものでしょうか?


カメムシとの戦い

2011-08-03 | 農業

 急にピーマンの勢いが衰えてきたので、よーく眺めてみると何と茎という茎にカメムシがびっしりと取りつき美味しそうに樹液を吸っているではありませんか。これはいかんと思い、少量の水を入れたペットボトルとピンセットを武器にカメムシとの戦いを開始しました。ピーマン一株あたり15分の格闘の末、何とかペットボトルに回収できました。

 翌日も前日の半量位に減ったとはいえまたまたカメムシの大群に襲われておりました。再びバトルを開始。今度は逃げ足の速い奴が登場してきました。ピンセットを近づけるとクルッと身をかわし茎の裏側に隠れてしまいます。根気強く追っかけまわし、今回も全量回収できました。

 翌々日もまた襲来しております。まるでイタチゴッコです。何時までこの格闘が続くのでしょうか?

 真夏の糞暑い日に何でこんなことをしなければならないのかと思うと、ついつい農薬(毒)を散布したい誘惑に駆られます。いやここで負けては、それこそ名折れである。

 ネットで調べてみるとミントなどのハーブが有効とのことでした。来年は畦廻りにミントを植えてみようと思うも、今年には間に合いません。ミントを薄めた液体を霧吹きで散布でもしてみようかとも思っております。

 まだまだ夏の暑さとカメムシとの戦いは続きます。

 カメムシが一段落したら次はダイコンハムシがやってくる。こいつはなかなか捕えにくい奴だ。昨年はダイコンやラディッシュの葉を台無しにして、いつの間にか居なくなってしまった。何となく嵐のような奴だった。今年はどのように立ち向かおうか。今から作戦を練っておかねば。