東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

グレゴリーのリュック〜時代の流れということ〜

2017-01-18 20:15:12 | 日記
グレゴリーのリュックを購入した。そのあまりにもの変化に時代性というもの実感する。

鍼灸学校へ行きだしてから、仕事用の荷物と学校用の荷物、加えて自身の勉強用の本や原稿用紙、タブレット端末を持ち歩く必要性から、荷物の量は相当なものになってしまうので、日々の移動にはグレゴリーのリュックを使っている。

これは、昔々に柔整学校に通っていた時に、荷物の多さに当時使っていた他社のリュックのショルダーハーネスが取り付け部分から千切れてしまって以来の愛用であるのだが、今回、十年近く使っていたグレゴリーのリュックの生地があちこち劣化して傷んで来たので、修理に出すためもあっての新しいものの購入であった。

ところが、ネットで選んだものが到着して驚かされたことに、グレゴリーのリュックが十年程の間に大きく変わっていた、ことである。十年近く前に購入したグレゴリーのリュックは、本格的な山行やバックパッキング様のものでは無く、デイユースのためにデザインされたものであったのだが、背負った時のフィット感、背負いやすさは、他社の追随を許さない格別のものがあった、オーバークオリティと思えるものであった。

その分価格も高かったけれども製造上の原因による破損については永久保証ということ、自己責任の破損であっても有料であるが修理が出来るということを合わせて考えると、コストパフォーマンスとしては安いと思えるものであった。

ところが、今回購入して使ってみると、日常の使い勝手を考慮して十年前と同じくのカジュアルに分類されたリュックなのであるが、日常使いと考えるとなんの不足も無く……なのではあるが、昔の様なオーバークオリティ感が随分と薄味になっている、と思える。耐久性の高いナイロン素材を使い……ではあるのだが……。

これは、鍼灸の歴史を概観すると、鍼も灸も時代を経るほどに細く小さくなっていっているということと同じくに時代の流れ、というものなのだと……。
実用上はなんの不足も無い、どころか、強度の高い生地が使われたりポケットの位置が工夫されたりと、使いやすくなった部分はあるが……釈然としないというか残念というか……自身のアタマが旧いということなのかとも……。
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