寒さの中での山鍛錬に、喘息とは東洋医学的に何か?どういうことなのか?というイメージがアバウトながら描けたとの思いがある。
今朝(数日前の急に冷え込んだ朝)の気温12度、この数日で朝の気温が10度近くも下がっており、いよいよ10度を切るのも間近か!?と、自身の喘息の誘発要因が、冷え(特に冷たい空気を呼吸すること)であるので、戦戦恐恐の思いでの、今朝の山鍛錬への出発であった。
最初のうちは、喘息発作とまでは行かぬものの、やや息苦しい感があり、慎重にペースを上げていってであったが、30分過ぎたあたりで体も温まってきて(今朝は今季初めての冷え・寒さを感じていた)、速歩き状態から軽く走るレベルへとペースを上げていったのだけれども、息苦しさが増すこともなく、逆に徐々に呼吸が楽になっていき、後半の40分ほどは呼吸もすっかり整って通常のものとなっていった。
これは、東洋医学的には寒邪(あるいは風邪?)と自身との気のせめぎ合い、相克が喘息の病態であり、気が充実してしっかりと巡っていれば、寒邪が来ても喘息とはなっていかない。
あるいは、滋陰降火湯が自身の喘息に効果のあるところからは、陰気(水か?)がしっかりと巡っていないからの、気管支の炎症 = 火化であるからの、気がしっかりと巡るように陰気を整える、水を整えるということになろうか ?
そのように考えると、「股関節重心」の意義も東洋医学的には姿勢の歪みを整えて人類本来の姿勢にすることで、全身の気の流れが整うからの、下体では膝痛、腰痛等の解消であり、上体では肩首のコリ、耳鳴り、喘息等の解消である、と捉え返せるように思える。
また、そこには当然に気の質を決めてくる。食の整えが関わってくるのだが(より、東洋医学的には気の元となる水穀の精をしっかりととる、ということになろうか。)
(見出し画像は、滋陰降火湯)