20/07/19 10:26
6月の終わりより、8時間食事術(1日24時間のうちの8時間に食事を摂り後の16時間は基本的に何も食べない=断食=胃腸を休めるという食の摂り方)を行なっている。
これまで断食を何度か行なったことがあるのだが、そのメリット(体調の良さ、増えすぎた体重の減少等)は実感するものの、そのデメリット(断食中は通常の運動が出来ない、短い期間に、例えば毎週末に何度も繰り返すと体重の減少とともに窶れる)が気になり、このところ行なっていなかったのであるが、8時間食事術を知り、これならば断食(自身の行なっていたのは48時間の断食)のデメリットも無いのでは、との思いとなって早速に行なってみた。(断食について、断食とは何かということについては改めて説きたい。)
結果としては、体調も良く、増え過ぎていたにも関わらず、運動等ではなかなかに減らすことが出来ずにいた体重も怖いくらいに減っていき、途中からは減り過ぎないようにの工夫が必要になるほどであった。
より具体的には、当初は7時に軽い朝食、遅めの昼食として15時にしっかりと食事の1日二食で、昼食以降は何も食べない、であった。それで1日に数百グラム単位で毎日痩せていき83kg以上あった体重が一週間ほどで80kgを切って70kg台になっていった。痩せるのがあまりに早いので、筋や骨あるいは脳、神経まで痩せていくことを危惧して、一ヶ月に体重の3〜4%を減量の目安としてそれを大きく超えないように、昼食の量を増やしてみたり(主食を玄米2合にまで増やした)、夜に、多くなり過ぎて睡眠時の胃腸に負担をかけない程度に食べたり(本当は8時間食事術のルール違反?)を行うこととなった。
そのようにして、食べる時間と食べる量と質をあれこれ試してみて気づいたことは、太る痩せるを左右するのは、(これまでに思っていたのとは違って)食べる量と質よりも、食べる時間帯に左右されるということであった。(また、体重を減らすということは辛かったり体調を崩したりするものでは無いということであった。)端的、事実的には、昼=本来の活動時間帯には少々食べ過ぎても太るものでは無く、逆に夜=休息時間帯には、よほどに食べる量と質を吟味しないと食べたら食べた分だけ太るのだ、ということであった。
これは要するに、身体の周期に合わせての食ということの大事性、必要性なのだ、と思える。つまり、人間の体は、1日の昼と夜という周期に合わせて、昼は活動、夜は休息という周期を持っているのだから、しっかりと運動する昼間の時間帯に食べて、休息する時間帯には(最低限しか)食べるべきでは無い、ということである。
そのように考えて見ると、人間には日周期のみならず、月の周期、年の周期もあり、その繰り返してで一生の周期(?)というものがあるのだから、それらに合わせての食(と運動)がとてつもなく大切である、と思える。
より具体的には、日周期であれば昼には運動しそれに見合った食をとり、夜には休息しそれに見合った食を摂る(摂らないということを含めて)ことが肝心であるし、月周期であれば、満月(あるいは新月)の時期にはしっかりと運動しそれに見合った食をとり、新月(あるいは満月)の時期には休息、回復を図るとともにそれに見合った食を摂ることが肝心であるし、......と。
これは、食とは何か、とその本質を考えて(思って?)みるならば、当たり前のことである、しか無いと思える。
【よく書けていると思う。何事も自身の実践から、その意義を「生命の歴史」に尋ねることで探っていくということは必須の作業と現在でも思う。
人間にとっての食とはいかなるものであるべきか?が2020年当時は、まだ浅かったから、8時間食事術の主張のままに、食べる量と質よりも時間である、としてしまっているが、正しくは、食べる量と質とともに、であり、日本人本来の食を本来の運動(と休息)とともに、でもあると思える。】