緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

子育てや幼児教育の重要性を訴える!

2008年03月10日 18時12分44秒 | 教育

平成20年3月10日(月)

 

生後0日から満1歳未満の児童を乳児、

満1歳から未就学の児童を幼児と一般的に言われていますが、

この時期は、人の一生の中で、生涯にわたる人間形成の基礎が培われる

最も大切な時期です。

 

子どもは生活や遊びといった体験を通じて、

情緒的・知的な発達や社会性を身につけ、

人間として、社会の一員として、健全により良く生きていくための

基礎を獲得していきます。

 乳幼児期の重要性は、昨今の脳の研究からも証明されており、

人間の脳細胞は生まれてから2歳までに60%、

6歳までに90%が形成されると言われています。

 

 この時期には「右脳」に位置する五感

(見る・聞く・触る・嗅ぐ・味わう)を伸ばすだけでなく、

「左脳」に位置する数学的知性、論理的概念、言語能力なども

同時に育て、右脳左脳をバランスよく育てることが重要です。


豊かな感性を養うとともに、

生涯にわたる学習意欲や学習態度の基礎となる

好奇心や探究心を身につけるために、

幼児期の「教育」はとても重要だといえます。

 「教育」といっても、知識を教えることが目的なのではなく、


  ・生涯にわたる学習の基礎を作ること
  ・後伸びする力を培うこと

 が目的です。

 つまり、小学校以降の勉強で、学習の内容を深く理解できることにつながる

「学びの芽生え」を、このときに育んでいるのです。

 

幼児教育が、

社会の中で本当に価値ある大事な仕事として

認知されるように 実践を積みながら奮闘努力中です。

 まず、『共感

『共感』とは、受け止めること

子どもの感覚と一緒の心で「そうだね~」と寄り添う。

そしてその感覚を広げてあげる。

 

幼児の考えている世界は大人が想像する以上に広く深いかも

関わり合い、語り合いで成長

 

子どもは

意味の付け直しの出来る大人を求めている。

もっと

子どもと対話を!

 

子どもは、

共感されて

幸せになるから話す

幸せ気分が広がる…

それが、コミュニケーション

 

 大槻書店『幼児のつぶやきと成長』より部分意訳

 

2月25日(月)午後から

東京渋谷のNHK放送センターに行きました。

一番のお目当ては、『ぼくの絵わたしの絵展』をみるためでした。

 http://park12.wakwak.com/~kyo-bi/

 

教育美術』誌の

2008年3月号には、

私が書かせていただいた保育実践 

『感性と心を育てる』が冒頭に掲載されています。

今、書店で、購入できます。

よろしかったら、どうぞお読みくださいませ。