平成20年3月22日(土)
今日は、日中は17℃も気温が上昇した。
熊本や東京では、桜の開花宣言が出されました。
あたたかく、
片付けや仕事が捗り、有難い。
幼稚園の南側のバス通りに、こぶしの花がさきました。
S先生のご自宅の垣根の傍には、白い大きな木蓮の花が、
咲き誇っていました。
園庭には、雪柳も咲きはじめました。
白い枝垂れ梅も満開になり咲き誇っている。
白い花たちの咲き誇る姿に負けず劣らず
子供達も、咲き誇っていますか?
子ども自身が、
自分はいかに欠点だらけでも、
「自分のことが大好きといえる人生」
それが、一番幸せ と…
いえる人生を是非送ってもらいたいものです。
ゆたかに生きるために
地位や名声や金銭財宝では、
測ることの出来ない力を秘めている
自己肯定感こそ、人生を切り拓く原動力です。
ところが、
日本ほど、この自己肯定感が弱い子どもばかりの国も珍しい。
小中高校生はもちろん、おそらく
おとなたちにも自己肯定感が育ちにくいのです。
「自分は他人に劣らず価値のある人間だと思うか?」
というアンケートの質問に対して、
「そう思う」と答えた高校生は
アメリカ89パーセント
中国96パーセント
これに対して
日本は僅かに38パーセント
この傾向は、小中学生も同じです。
日本では、何故こんなにも低いのでしょうか?
それは、
常に他者と比較され、評価される習性が
身にしみているせいかも知れません。
学校でも、家庭でも、同じです。
他人と比較ばかりされると、
誰でも自分に自信が持てなくなります。
ですから、
他者との比較を辞めるだけでも、
自己肯定感は、ぐーんと逞しく育つのです。
どうしても比較し、競い合いたいのであれば、
達成すべき目標に対して競い合えばいいのかもしれません。
自分で考えて、自分で掲げた目標に向かって、自分自身と闘うのです。
そうすれば、たとえ100人中ビリでも、
そんなことはどうでもよい問題です。
目標に対してであれば、どんな場合でも小さな前進はあります。
また、たとえ表面上は何の成果も無いように見えても、
目標に向かって「努力」した事実や実感は確かな手ごたえです。
お父さんとお母さんの役割は
まず、
子どもを授かったことを、そして、その子が、毎日少しずつ
出来るようになったことを、
言葉や身体を駆使してオーバーなくらいにしっかり認め伝えることです。
「すごいね。自分でズボンが穿けるようになったね!」
「やったね。お水で、顔を洗えたね!」
「すごい。パパに新聞を運んできてくれたんだね!ありがとう。」
子どもは、一挙手一投足が
何だって、ほめたり、感動できたりするものです。
特に、乳幼児期は、毎日、一瞬一瞬、目覚しい成長があります。
かけがいのないこの時期に、
激しく成長を積み重ねている乳幼児に
しっかり心を寄り添わせて、
素直に認め、感動を共有しましょう。
わが子と向き合い、よく注意して観察していると、
心の動きが見えてきます。
その心の動きを、言葉に置き換えながら言葉で表現し、褒め称え
身体でも、スキンシップで、
しっかり手を握り、胸に抱きしめて、笑顔で目をみつめていると
自己肯定感の強い子どもに育ちます。
自尊感情をもつということは、子ども自身が
親や家族、周りの大人に愛され ていると実感することからはじまります。
しかし今、小学校や中学校期の子どもたちにとって
家庭が心の居場所でなくなりつつあると言われてきています。
本来、家庭は子どもたちにとって心を癒してくれる場所であり、
活力の源です。
経済的に豊かになるなか、
保護者の価値観で子どもに高学歴を求めたり
大人の好みを押しつけたりするなど、
親子の関係が一方的になっている傾向はみられないでしょうか。
保育所・幼稚園においても、
子ども一人一人が保育者や周りの大人から愛され、認められている
ということを感じることのできるかかわり をもつことが大切です。
大切な成長過程にある乳幼児の自尊感情を育てるため、
保育所・幼稚園と家庭や地域が連携をとりながら
取り組みを進めなければなりません。
成績の良し悪しに関わらず、誰がなんと言おうと
ここにいる目の前の子どもは、生きている限り、
文句なしに日本一、世界一、宇宙一のかけがえのない子どもなのです。
自己肯定感の強い子は、自分の心の支えとなる足場が確保できていますから、
他の人の気持ちがわかり、やさしく接し、また、自ら困難なことにも挑戦する
勇気も根気も元気も湧き出てくるのです。
失敗を乗り越えて、精神的にも強くなり、少々のことにへこたれずに
社会性も、公徳心も、身辺の自立も確実に出来るように育ってくるのです。
あなたが存在している… それだけでも充分に嬉しいと、
「ここには最高に居心地の良い居場所がある」
あなたといるとそれだけで最高に幸せだと 率直に
「喜び」の感情を、繰り返し、しっかり伝えることです。
大人でも、初めてすることは、
多少の失敗は、つきものです。
あせらないで、もっと、おおらかに子どもを見守り
励まし、自己肯定感を育て、
子どもの自尊感情を
高めてやりましょう!
世界経済は、アメリカのサブプライムローン問題に端を発した
ドル安 … (1ドル=100円→50円時代に入るかもしれない。)
そうすると、日本の経済も奈落の底に突き落とされかねない。
これから暫くは、金融機関が危機的な状況が続きそう。
我々が、子どもの頃には、1ドル=360円でしたが、
どんなに危機的な状況が襲い掛かってきても、
常日頃から、不測の事態にも備える生き方を
している人は、堅実に質実剛健に逞しく生き延び、
何らかの知恵を出して、
社会全体がうまくいくように、骨折り、貢献し、
自分自身が少しでも、有用で役に立つことがあれば、
それが生きがいにもなります。
「自分が好き」!
「お父さん、お母さんの子どもに生まれてきて、本当に幸せ!」
と言える子供が増えるように…お祈りしています。
海外旅行に行く人には朗報ですが、
自動車産業など輸出業界は、1円の上下で大損失に…!
じわじわガソリンや食品類や諸物価が値上がりし、
不景気なお話が蔓延して先行きが不安になる不透明なご時勢です。
だが、首都圏では、
「赤坂サカス」が今日オープン。
オープン初日で、ビズタワーにも、お客が大入り!
さて、春休みには、どこかへお出かけしますか?
急に気温が上がってきましたが、
また、来週からは、寒くなるそうです。
どうぞ健康管理には、充分にお気をつけください。
そして、交通安全にも誘拐や不審者にもしっかりご留意ください。
有意義な春休みをお過ごしください。
新学期、元気な顔で進級できるように、心からお祈りしています。
転入・転出、帰省、入院や海外旅行など長期の不在などは、
必ず幼稚園へお知らせください。
TEL 093-631-3939
4月5日は入園式です!
生活リズムを整え
早寝早起きしましょう!