絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2017年11月19日(日)絵本ゆっくりコース(Bクラス)市居みか先生の授業内容

2017-11-22 15:20:50 | 絵本ゆっくり塾
絵本ゆっくりBクラスは、市居みか先生の3回目の授業です。
本日はダミーの2回目の発表でした。
前回皆さんからもらった感想を基に更に練り直したものを見せていただきました。

前と同じく一人ずつに感想を書いて終わってからご本人にお渡しします。
1見開き分は着色したものも準備してもらいました。
そのお話の世界観が垣間見えました。



一度、見てもらい描き直されただけあって、随分見やすく整理されていました。

市居さんからは、
・表舞台には見えない裏設定を決めておくと良い
…そうすると部屋の中や外の、物の配置・主人公の持ち物などが明確になって世界が作りやすくなる

・夕陽は太陽を下の方に入れて描く
…朝日、太陽、何気なく描いてしまいがちですが、入れる位置にも気を付ける

・奥付など最後に工夫
…そのお話の余韻を感じさせる絵をさり気なく入れると余韻や空気を感じられる




後半は、市居先生自らが水彩で実演して見せて下さいました。
水彩は固まってからも水を入れるとまた使うことが出来ます。
ドライヤーも用いて、乾かしてから色鉛筆で塗るなど水彩ならではの使い方を伝授してくださいました。

さて次回は来年4月1日です。
先になりますが、この日までに絵本を完成させてくださいね。
ファイト、オー!!!

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2017年11月19日(日)絵本ゆっくりコース(Aクラス)太田朋先生の授業内容

2017-11-22 15:02:12 | 絵本ゆっくり塾
絵本ゆっくりのAクラスは、太田朋先生です。
前回、しりとり絵本の発表とプラ版画を作りましたね。
次は、今まで生きてきた中で印象に残ること、想い出、今思うことなどを
一冊の絵本「自分のエピソード絵本」にしていただきます。

まずは卒業生の方々の作品を見せてもらいました。



・近所にいた犬に吠えられて怖かったこと
・大好きなおばあちゃんが亡くなったこと
・大好きな絵をこれからもずっと描き続けたいという気持ちをまとめた
など、形もじゃばらタイプや、好きな大きさの絵本にされていました。

この絵本は、大きさも枚数も画材も全て自由です。
本当に自分の思うような形態にしてもらって良いです。



まずは思い浮かぶことを言葉で箇条書きにします。
そこから膨らませそうなものや、これ!というものがあればだんだん絞っていきます。
太田先生とも相談しながら、進めます。

次回は来年2月4日です。
この日にダミー(モノクロで良い)を発表できるよう励んでください!

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2017年11月18日(土)イラストじっくりコース・安齋肇先生の授業内容

2017-11-22 14:37:21 | イラストじっくり塾
安齋肇先生は本日2回目の授業です。
課題「自画像」の講評をしました。

始めに安齋さんは、良いメッセージを、良いところを伝えるのがイラストなんですよ、と
お話しくださいました。
今回初の課題「自画像」ということで、堂々と描くこと、それだけでも良いのだとも。
皆さんの「自画像」、発表を見守る側もどきどきです!



皆さんの作品です。




「あっ、すごい似てる!」
「これは指名手配で完全に捕まりますね!」
など、力作揃いで見応えがありました。皆さんすごいなぁ。

今回の自画像は、鏡で見て描いた人が多かったです。
まさに自分と向き合う時間。これが大切。

小さい頃に自画像を描いたことがあるという方は、不思議と
その頃のことを思いだしながら描かれたそうです。
自分の描く絵の原点かもしれません。そういったことを辿るのは面白いです。

あえて、出にくいボールペンで、恐る恐る描かれた方もいました。



今回の課題で自分の殻が破れる瞬間が見えた人もいました、と安齋さん。
大変描きづらい課題だったと思いますが、描きづらいものは仕事ではやって来るもの。
描きやすいものばかりは来ない!

次回2月10日の課題は「大きい絵」です。
自分の思うサイズの大きな絵を描いてきてください。
絵の内容は自由です。
大きい絵を描くと自信になりますよ、と安齋さん。
次回もフレーフレー!Fight!!




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2017年11月18日(土)デッサン基礎クラス・タケウマ先生の授業内容

2017-11-22 14:22:21 | デッサンクラス
今日のデッサン基礎クラスは、雨のため教室での授業となりました。

本日のテーマは「ディフォルメ」についてです。
「ディフォルメ」とは、対象を変形させて描く手法です。
シンプルにしたり、反対に複雑にすることで印象を高めて、面白さや怖さなど作者の意図に合わせて画面を演出するためにも用います。
「ディフォルメ」して描くことで写実的には描けなかったものや場面も効果的に描くことが出来ます。

虎と象の写真の配布プリントを基にノートに描いていきます。
描く前にそれぞれの特徴をよく観察して文字で箇条書きにします。
象は「アフリカ象」と「アジア象」がいるのでどう違うのかもよく気を付けて見ます。

描いていきます。
1.まずはプリントの写真をそのまま描きます。
2.次に「ディフォルメ」して描きます。写真を見るとそれに引っぱられてしまうのでそれは伏せておき描くと良いです。



プロの作家が「ディフォルメ」したイラストを、タケウマ先生がプリントで多数用意してくださったので様々な描き方を見ました。
そこで気が付くのが、必ずしもその動物の特徴をそのまま描かなくても、気にしないで描く作家もいるということ。
象であれば、鼻の長いところ。
虎は、シマシマ模様と黄色があればそう見えること。
重要なポイントを抑えて描けば良いです。

1.シンプルに描く
2.強調する
3.大胆に描く

この3点を頭に置いて描きましょう。
最後の、大胆に描くというのは勇気が入りますが割り切って一歩踏み出すような感じで描いてみてください。



後半は、タケウマ先生をモデルに描きました。

構図も、大胆に、真横や真正面などの描きやすい角度に変えて割り切ってみましょう。
服装も、足元がわかりにくければ、仮にスカートを履いていたらズボンに替えるのも有りです。
実物を目の前にすると特に引っぱられやすいですね。
見たままに引っぱられ過ぎないよう、自分の描きやすいように変えて構いません。



最後に講評会です。
皆さんがどんなふうに描かれたかを見るのもとても勉強になります。



次回11月25日(土)は王子動物園へスケッチに行きます。
よろしくお願いします。




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2017年11月25日(土)デッサン基礎クラス・タケウマ先生の授業持ち物

2017-11-22 12:45:19 | デッサンクラス
次回は「王子動物園」に動物のスケッチをしに行きます。

●日にち……11月25日(土)
●集合場所…王子動物園の門(一つしかありません)の前に。(最寄り駅は阪急王子公園、JR灘から徒歩5分弱)(※チケットは各自購入しておく)
●集合時間…10:55(※時間厳守)11時からスケッチスタートします
●持ち物……入場料、スケッチノート、画板、着色画材(動物の色で多いのが、茶・グレーで、その他、黄・緑・赤・青など自由に)
●その他
・寒いかもしれないので防寒具なども持参。
・大雨以外は雨天決行(不安な場合はスタッフに各自で問い合わせも可)
●課題
・動物を1点。
※王子動物園に現在いる動物を各自で調べ、その動物を予習しておく。体の構造を自分なりに理解するために描く。
以上です。
よろしくお願いします。

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