おさないまこと先生の授業は本日が初回です。
イラストコースで唯一の「立体制作」を行います。
先生は粘土を使った立体作品の他にも、平面のイラストなど幅広く制作されています。
まずはこれまでに仕事で制作された作品を、生徒さん達に直接触れて見てもらいました。
たくさんの細かな立体作品がずらり。
昔話などのストーリーに沿った小道具だったり、子ども雑誌の付録で撮影したものであったり
その、小さな一つ一つが愛らしいです。
木を削ったもの、ジーンズを切ったもの、粘土でなめらかな質感やザラザラさせたり、
といくつもの素材を自由に組み合わせて何通りにも仕上げておられました。
粘土は、石塑粘土という種類で主に使われていて、授業でも同じものを用います。
これには石の粉が入っており、紙粘土のような繊維質が入っておらず、きめ細かい粘土です。
また、先生は立体制作だけでなく、背景や小道具なども全て手作りし、最後に照明を当ててカメラマンと協力して撮影する形をとられています。
その手法で、東京書籍の小学校道徳の教科書や、神戸のショッピングセンター「須磨パティオ」のキャラクター「パティちゃん」も先生作です。
今はパソコンで何でも便利に加工できますが、なるべく使わず、できるところまでは自分達の手で作ろう!というスタンスで制作されています。
そのため撮影秘話が盛り沢山!ご苦労も多いのではと思いながらも貴重なエピソードを楽しくお話しして下さいました。
「先生から教わる…という受け身ではなく、自ら考えて自由に工夫して作っていってほしい」と話されていました。
後半は皆さんも粘土で自作の立体を作りました。
久しぶりに触れる粘土は新鮮でワクワクして楽しそうです。
平面のものを立体化させるには細かなスケッチが必須。例えば、キャラクターの着ぐるみを作る時にも役立ちます。
石礎粘土を初めて使う方がほとんどでした。乾きが早く、手の体温でも乾いてくるので、水を適宜含ませながら触ります。
使わない時は水を含ませたふきんなどで覆って保護します。
乾燥後カッターで削ることもでき、やすりでつるつるした風合いにも出来ます。
乾燥してからステンレス製の針金を入れて手足・顔などの、動きを出せるようにもしておくと、後で撮影する時に微調整ができ便利です。
仕事以外にもウクレレを弾いたり、フラを踊られたり、自分で履く革靴を作ったり、陶芸をされたり、お料理に至るまで…実に実に多彩!!です。
今日もご自身のお手製の革靴を履いてきて見せてくださいました!
商品のような完成度のすごさに一同驚愕!
作ることが楽しくて仕方ない!全てイラストであり、アートなのですね。
立体は得意・不得意はあると思いますが「粘土」も「画材」の一つとして捉えて
平面作品と同じような感覚で制作していけば、もっと表現の幅が拡がっていくのでは、とおさない先生。
おさない先生の授業では、グループでカレンダー制作をします。
次回12月2日は今日作った立体に研磨・着彩をします。次もお楽しみに!!
イラストコースで唯一の「立体制作」を行います。
先生は粘土を使った立体作品の他にも、平面のイラストなど幅広く制作されています。
まずはこれまでに仕事で制作された作品を、生徒さん達に直接触れて見てもらいました。
たくさんの細かな立体作品がずらり。
昔話などのストーリーに沿った小道具だったり、子ども雑誌の付録で撮影したものであったり
その、小さな一つ一つが愛らしいです。
木を削ったもの、ジーンズを切ったもの、粘土でなめらかな質感やザラザラさせたり、
といくつもの素材を自由に組み合わせて何通りにも仕上げておられました。
粘土は、石塑粘土という種類で主に使われていて、授業でも同じものを用います。
これには石の粉が入っており、紙粘土のような繊維質が入っておらず、きめ細かい粘土です。
また、先生は立体制作だけでなく、背景や小道具なども全て手作りし、最後に照明を当ててカメラマンと協力して撮影する形をとられています。
その手法で、東京書籍の小学校道徳の教科書や、神戸のショッピングセンター「須磨パティオ」のキャラクター「パティちゃん」も先生作です。
今はパソコンで何でも便利に加工できますが、なるべく使わず、できるところまでは自分達の手で作ろう!というスタンスで制作されています。
そのため撮影秘話が盛り沢山!ご苦労も多いのではと思いながらも貴重なエピソードを楽しくお話しして下さいました。
「先生から教わる…という受け身ではなく、自ら考えて自由に工夫して作っていってほしい」と話されていました。
後半は皆さんも粘土で自作の立体を作りました。
久しぶりに触れる粘土は新鮮でワクワクして楽しそうです。
平面のものを立体化させるには細かなスケッチが必須。例えば、キャラクターの着ぐるみを作る時にも役立ちます。
石礎粘土を初めて使う方がほとんどでした。乾きが早く、手の体温でも乾いてくるので、水を適宜含ませながら触ります。
使わない時は水を含ませたふきんなどで覆って保護します。
乾燥後カッターで削ることもでき、やすりでつるつるした風合いにも出来ます。
乾燥してからステンレス製の針金を入れて手足・顔などの、動きを出せるようにもしておくと、後で撮影する時に微調整ができ便利です。
仕事以外にもウクレレを弾いたり、フラを踊られたり、自分で履く革靴を作ったり、陶芸をされたり、お料理に至るまで…実に実に多彩!!です。
今日もご自身のお手製の革靴を履いてきて見せてくださいました!
商品のような完成度のすごさに一同驚愕!
作ることが楽しくて仕方ない!全てイラストであり、アートなのですね。
立体は得意・不得意はあると思いますが「粘土」も「画材」の一つとして捉えて
平面作品と同じような感覚で制作していけば、もっと表現の幅が拡がっていくのでは、とおさない先生。
おさない先生の授業では、グループでカレンダー制作をします。
次回12月2日は今日作った立体に研磨・着彩をします。次もお楽しみに!!