絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2022年3月16日(水)絵本わくわくコース・WAKKUN先生の授業内容

2022-03-17 12:37:55 | 絵本わくわく塾
本日の絵本コースは、WAKKUN先生3回目の授業です。
前回は墨で90センチ四方の和紙に気持ちを乗せて描きました。
今回も同じく墨を使いますが、描くのは細長い和紙です。

WAKKUN先生の授業では、今後「じゃばら本」を使って描きます。
その時に横長、もしくは縦長で描くので、今回の細長い和紙は、それも見据えて描いていきます。



参考に太田朋先生のじゃばら本を見せていただきました。
じゃばらの長さを生かして、絵と言葉が繋がって一つの作品になっています。

では墨で描くワークショップを始めます。
まずは、WAKKUN先生のデモンストレーションです。
「てくてく 歩く ボクたちは これからも しっかりとね 福の種まけ ボクらの前に ボクらの後に」と
描かれました。 



これは神戸の震災から5年後、作家達は何をしていたかという四人の作家の展覧会を
芦屋市立美術館で開催した際のライブペインティング中に出来た言葉です。

当日、何を描いたら良いか全く考えていなかったというWAKKUN先生。
だけどもしあの時、自分が死んでいたら…子ども達に何を残せただろうかと考えてみると、
空の上から娘や息子を見た時「お父さん、ボク達大丈夫やで!元気に歩いていくからな!」と
言ってもらえたら嬉しいと思い
タテ2メートル、ヨコ10メートルもの大きな紙にこの言葉を描かれました。
その言葉が、不思議と降ってきたと言います。

その時の気持ちを込めて、教室でも描いて下さいました。


 

今度は皆さんが描く番です。前半、後半に分かれて描きます。
縦にするか横にするかは自由です。

墨汁に水を足して濃度を調節してくださいね。

最後に作品と共に、どんな思いで描いたかを発表します。



今も気持ちや大切な言葉など、
長さを生かして描かれていました。

   

  

自分の心からじわーっと出ているものが、自分の表現する骨格になります。
心から素直に感じることを表現していってくださいね。


次回の授業 5月25日(水)では、じゃばら絵本の発表です。
ダミーの段階でもいいですので、たくさん悩みながら制作してくださいね。

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絵本とイラストを学べる「絵話塾」からのお知らせです。
絵話塾のガイダンスを下記の日程で行います。
各回5名で興味のある方は、ギャラリーVie絵話塾までお問い合せください。皆さん待っています!

2022年絵本とイラストを学ぶ
絵話塾のガイダンス

3月19日(土)・26日(土)
4月9日(土)・10日(日)
a.m11:00~

4月16日(土)
p.m2:00~

4月17日(日)・23日(土)
p.m5:00~

4月24日(日)
a.m11:00~
………………………………………………………
〒650-0022
神戸市中央区元町通3-2-15セントラルビル元町5F
ギャラリーVie 絵話塾 村上政行
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URL:https://www.galleryvie.jp/
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