今日はイラストレベルアップコース、今期第1回目の授業です。
この授業では、3名の先生が授業ごとにローテーションで1名ずつ、または合同で授業を行います。
初回の授業は、イラストレーターの山内庸資先生、朝野ペコ先生、デザイナーの駒井和彬先生の合同授業です。
まずは全員で自己紹介。最初は先生方からです。
山内先生
「このコースが始まった時から6年目の担当となります。書籍・ロゴ・壁画など幅広くイラストレーターとして活動しています。何を吸収してどう出すか、インプットを重要視して授業を進めていきます」
ペコ先生
「イラストレーターとして書籍のお仕事をメインに活動しています。授業では今まで自分がやったお仕事についてのプロセスを辿りながら、どうやって考えたかを皆さんと共有していけたらと思います」
駒井先生
「普段は本のお仕事を中心に、デザインのお仕事をしています。絵話塾には、10数年前に、ペコ先生と同時期に通っていた卒業生でもあり、昨年からは講師として授業を担当しています」
続いて、生徒の皆さんの自己紹介です。
・今年に入ってから初めて絵を描き始めて勉強したくなった
・独学でイラストを描いていたけれど絵を描く環境に入りたくなった
・過去にイラストをお仕事にしていて再挑戦したい
・現在もイラストを本業にしているが、新しい場所でも絵を描くた めに成長したい
など、様々な目的や意識で受講されています。
続いて、それぞれの先生方から次回までの授業課題の発表です。
駒井先生
①企業からカレンダーを依頼されたと想定し、ノベルティアイテムとして「企業カレンダー」を制作してきてください。手にするお客さんなど対象は誰か、日めくりや月めくり、卓上、壁掛けなどを考え、課題発表の授業前に1度ラフを提出してください。
②年間を通した課題として、「イラストで売り上げ」を立てて来てください。方法はグッズやコンペ、ストックイラストなど何でも構いません。そちらは最終授業日に発表です」
ペコ先生
「A4用紙3枚程度に『クロッキー』をしてきてください。素早く形をとらえるという練習なので下書きはなし。小さくて良いので沢山描きましょう。苦手をなくすために普段描かないものなど、色んなものを描いてきてください」
山内先生
「持参課題はありませんが、授業内で課題をやっていくというスタイルで進めます。イラストの仕事の6~7割は人物です。初回の授業内では人の頭身を描き分けるという授業を行います」
授業後半では、先生方への質疑応答です。
普段どんなデジタルツールを使われているのか、アナログ原画を仕事として納品する時はどうするのか、修正や料金、イラストレーターとしてのHP制作についてなど、多岐にわたった内容で、たっぷり時間をとって回答して頂きました。
もし、何か疑問が出てきた時に、先生や一緒に受講している仲間に聞けるのは嬉しいですね。
先生だけではなく、横の繋がりが出来るのは仕事をしていく上でもお互いに支え合える心強い存在になります。
それでは、次の授業は山内先生の担当です。
「人の頭身を描き分ける」というテーマでお会いしましょう。
チャオ!