本日は弓削ナオミ先生の初回授業です。
初めに皆さんの自己紹介を簡単にお聞きしました。
デザインの仕事や福祉関係・学校の講師・歯科医などいろんな職種の方が集まっていますが、皆さん絵を描きたいと思って集まった人たちです。
これからの交流が楽しみですね。
次に弓削先生の自己紹介です。
弓削ナオミ先生は、女性誌向けのイラストをよく描かれています。
初めはコピック・筆ペンを使われていましたが、今ではデジタルやアクリル・パステルなど、いろんな画材を試して描かれています。
「長く活動していますが、今でも悩むことはありますので、皆さんと同じですが、画材については、いろいろ試してきた分たくさん知っていますよ。今日は、そんな画材を紹介しますね」
よく使われるアクリル絵の具の中でも、ガッシュとリキテックスの違いを説明していただき、
また透明水彩の特徴を実際に着色して分かりやすく説明していただきました。
他にも、パステル・マーカー・筆ペン・色鉛筆など、いろんな画材を知ることが出来ました。
休憩時間には、実際に画材を使わせていただき、これから何を使って描いてみたいか、ワクワクしてきましたね。
「好きな画材ではなく、苦手な画材で描いてみると、他の人からいいねと思われることもあります。この場(絵話塾)は、そんな気づきの場所になればいいと思っています。なので、いろんな画材にチャレンジしてみてくださいね」と 弓削先生からのお話がありました。
次の作業に入る前に休憩します。
休憩中には画材を試し描きしたり、初めて使う画材に皆さん盛り上がっていました。
次にカッターで鉛筆を削ってみて、その鉛筆を使っていろんな線を描いてみました。
鉛筆の準備ができたら、ワークショップをしていきましょう。
① 肘を浮かして真っ直ぐ、ジグザグ、グルグル、点線を描いてみます。
② 楽しい気持ちでグルグルと描きます。
③ 肘を机につけて、真っ直ぐ、ジグザグ、グルグル、点線を描きます。
④ 嫌なことを思い出して、ジグザグを描きます。
⑤ ◯を5つ、自由に描きます。
⑥ ◯の中を、全部違う塗り方で塗ります。
描き方や気持ちで、いろんな線が描けます。
それぞれ個性があっていいですね。
次は、
① ピーマンを見ないで、イメージして1分間で描いてみます。
② 実物のピーマンを見てデッサンします。4分間かけて描きます。
③ 利き手ではない手で、1分間で描きます。
④ 一筆描きで、同じく1分間で描きます。
⑤ 最後に擬人化して7分間で描きます。タイトルも考えてください。
①と②を見比べてどうですか?
③と④は、自分が意図していない描き方です。意外とそのほうが魅力的だったりしませんか?
苦手なことも自分らしさであって、個性になります。
正解・不正解は無いので、失敗を恐れずにいろんなことにチャレンジしてみてくださいね。
今日は、準備運動のような授業でした。
次回の授業も楽しみですね。