絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2024年7月10日(水)絵本わくわくコース・絵本編集者 土井章史さんの授業内容

2024-07-11 15:31:42 | 絵本わくわく塾

ブログの前にお知らせです。

【絵本とイラストの塾、絵話塾の説明会(ガイダンス)日程】

・7月13日(土)11:00〜 14:00〜

・  14日(日)11:00〜

・  15日(月祝)14:00〜 16:00〜

・  20日(土) 11:00〜

・  21日(日) 11:00〜

・  27日(土) 11:00〜 14:00〜

・  28日(日) 14:00〜 16:00〜

入塾を考えている方は絵話塾までご連絡ください。

mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
tel.078-332-5808

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7月に入り、絵本わくわくコース今期の授業は、あと2回です。

本日は、絵本編集者の土井章史さんの授業です。

土井さんの授業は2回あります。前回も絵本のダミーを講評していただきました。

「絵本のダミーを持ってきた方?ダミーを出してこちらへ渡してください」

今回は、全員がダミー本を持ってきていました。

 

それでは、みなさんのダミー本を見ていきましょう。

土井さん自ら、その場でコメントもつけていきながら読んでくださります。

土井さんの講評は、土井さんが読みながら、あれっ?おかしいと思うところにツッコミを入れていきます。

ダジャレも加わり、クスッと笑ってしまう時もあったり、この先どう展開していくのか、みんなで想像したりします。

 

土井章史さんは、絵本の編集者です。

商業出版に向けて講評しますので、対象年齢は主に3、4歳で考えられています。

子どもが読んで理解できるのか面白いのかを、子どもの目線で土井さんが読んで講評されます。

・漢字は使わない

・文字は左ページ・右ページに絵

 ページをめくったときに先に入る情報が絵のほうがいい

・子どもは今を生きているので、日にちはなくていい

・タイトルでなんだろうと思わせるのは良い

・社会的なメッセージは、絵本がつまらなくなってしまいます

・二字熟語は、なるべく平らなことばで書きましょう

 例えは、完食→食べきった

・「ワクワク」は、何がワクワクなのかを書いてほしい

・絵本は素材とアイデアが大事です

 いい素材が思いついたら、アイデアをもっと考えて面白くしてほしい

・子どものリアリティと共に絵本を読む訓練をすると、「あれ?変だな?」と思うことが分かってくる

・子どもを下に見ようとしないこと。子どもを敬う目線で考える

このアドバイスは一部です。

それぞれのダミーについて、たくさんのアドバイスをいただきました。

土井章史さんは、新人の絵本作家を出したいと思っています。

作家性を期待していなくて、ストーリーで説得力がほしいとおっしゃっていました。

ストーリーが出来たら、1枚の絵を急がず丁寧に描いてもらいます。

欲を出して描くとダメですよ!

描いた絵ではなく、描いている自分を愛してください、そして楽しんで描いてほしい。

納得のいく絵が描けたら、あとは大丈夫です!

土井さんは、最後に楽しんで描くことが大事だと、教えてくださりました。

 


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