ブログの前にお知らせです。
【絵本とイラストの塾、絵話塾の説明会(ガイダンス)日程】
・7月13日(土)11:00〜 14:00〜
・ 14日(日)11:00〜
・ 15日(月祝)14:00〜 16:00〜
・ 20日(土) 11:00〜
・ 21日(日) 11:00〜
・ 27日(土) 11:00〜 14:00〜
・ 28日(日) 14:00〜 16:00〜
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7月に入り、絵本わくわくコース今期の授業は、あと2回です。
本日は、絵本編集者の土井章史さんの授業です。
土井さんの授業は2回あります。前回も絵本のダミーを講評していただきました。
「絵本のダミーを持ってきた方?ダミーを出してこちらへ渡してください」
今回は、全員がダミー本を持ってきていました。
それでは、みなさんのダミー本を見ていきましょう。
土井さん自ら、その場でコメントもつけていきながら読んでくださります。
土井さんの講評は、土井さんが読みながら、あれっ?おかしいと思うところにツッコミを入れていきます。
ダジャレも加わり、クスッと笑ってしまう時もあったり、この先どう展開していくのか、みんなで想像したりします。
土井章史さんは、絵本の編集者です。
商業出版に向けて講評しますので、対象年齢は主に3、4歳で考えられています。
子どもが読んで理解できるのか面白いのかを、子どもの目線で土井さんが読んで講評されます。
・漢字は使わない
・文字は左ページ・右ページに絵
ページをめくったときに先に入る情報が絵のほうがいい
・子どもは今を生きているので、日にちはなくていい
・タイトルでなんだろうと思わせるのは良い
・社会的なメッセージは、絵本がつまらなくなってしまいます
・二字熟語は、なるべく平らなことばで書きましょう
例えは、完食→食べきった
・「ワクワク」は、何がワクワクなのかを書いてほしい
・絵本は素材とアイデアが大事です
いい素材が思いついたら、アイデアをもっと考えて面白くしてほしい
・子どものリアリティと共に絵本を読む訓練をすると、「あれ?変だな?」と思うことが分かってくる
・子どもを下に見ようとしないこと。子どもを敬う目線で考える
このアドバイスは一部です。
それぞれのダミーについて、たくさんのアドバイスをいただきました。
土井章史さんは、新人の絵本作家を出したいと思っています。
作家性を期待していなくて、ストーリーで説得力がほしいとおっしゃっていました。
ストーリーが出来たら、1枚の絵を急がず丁寧に描いてもらいます。
欲を出して描くとダメですよ!
描いた絵ではなく、描いている自分を愛してください、そして楽しんで描いてほしい。
納得のいく絵が描けたら、あとは大丈夫です!
土井さんは、最後に楽しんで描くことが大事だと、教えてくださりました。