2023年4月8日(土)イラストレベルアップ
今日はイラストレベルアップコース、山内庸資先生の授業です。
今回は「デザイナー・編集者の方を知る」と「顔を描く」の2本立てです。
授業の前半は「デザイナー・編集者の方を知る」です。
イラストレーターは、代理店やデザイン会社、編集者さんから依頼が来ることが多いです。待っているだけではなく、自分でも「どういうデザイナーさん・編集者さんが好きか」「どういう会社が好きか」ということを知って、営業する、自分の好みを知ることが大切です。
東京にたくさんいらっしゃるのですが、京阪神にもデザイナー・編集者の方が大勢いらっしゃいます。京阪神だと、出会いやすい・認識してもらいやすいので、そこから仕事を貰える確率も上がります。
調べる方法としては本の奥付を見たり、MdNデザイナーズファイルを見たりなど、様々な方法があります。
山内先生からも、京阪神のデザイナーや編集者の方を沢山ご紹介して頂きました。
「デザイナー・編集者の方を調べて、もしその方がギャラリーをされていたり、イベントなどを開催されていたら、出来る限り参加して、お話を伺い、コミットしていくことが大事です」
休憩を挟んで、授業の後半は「顔を描く」です。
以前の授業でもお話がありましたが、お仕事の6~7割は人物のイラストです。
人物イラストの魅力は、顔の部分が大きく関係してきます。
山内先生は、顔のズームのお仕事が多く、「良い顔が描けたなぁ」と思う時は、次のお仕事の時も、それが活かされてくる感覚があるそうです。
頭身を描き分けられて、なおかつ人の顔をズームしても描けると、よりお仕事を頂けます。
「顔だけを描くので、サラサラ描けてしまうかもしれませんが、丁寧に、目・鼻・口のバランス、描き込み量を意識して描いてみましょう。」
15分ほど描く時間をとって、皆さんの顔のイラストの発表です。
「眉毛の毛や、鼻の穴まで描きたかった」
「顔に強度を持たせた」
「目の描き方が何パターン描けるかにチャレンジした」
先生からは、線の開け方や止め方、縮小・拡大させた時にどう見えるか、道具の研究、絵を描く時の手の使い方などについて、1人ずつにアドバイスやコメントが伝えられます。
「どうしたら良いか分からないというところが、仕事の面白味だと思うので、考えて、何度も練習して、実験をしていってください」
先生からのコメントを受け、授業終わりに「こういう練習方法が良いのではないか」「こうやって自分のイラストを整理してみるのはどうか?」と皆さんで白熱した議論が交わされていました。
次の授業は5月13日、朝野ペコ先生です。
では次の授業でお会いしましょう!
アディオス!
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●ガイダンス(説明会)のお知らせです。
秋から始まる絵話塾の生徒を募集しています。
絵話塾にご興味のある方は、ぜひご参加ください。
お待ちしています。
4月15日(土)14:00~
4月22日(土)17:00~
4月23日(日)18:00~
4月29日(土)14:00~
4月30日(日)14:00~ 16:00~
詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
またはtel.078-332-5808までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。